二度と来ない今日を丁寧に | 心に花が咲くまで

心に花が咲くまで

心が風邪をひいている息子と私の日記

ブログ8日目の朝


昨日から降っていた雨も止んで、いつもより涼しい中、愛犬のハナと散歩に出かけた。

いつも近所の川沿いまで30分程散歩する。


川には鯉や名前の良くわからない魚たち、カメやサギ、鴨まで住んでいる。

その住人達を見るのも楽しみの一つ。


今日も魚達は川の流れを楽しんでいる様だった。

私も一緒に泳ぎたい。


そして、土手には、今は紫陽花が綺麗に咲いている。

雨の雫がついた雨上がりの紫陽花はいつもよりさらに美しい。


川には太陽の光が反射し、キラキラと輝いている。

まるで妖精達が遊んでいるように、光の玉が煌めいている。


なんと平和な世界だ、と思う度に涙が出そうになる。


そんな朝を迎え、今日も二度と来ない1日が始める。


丁寧に挽いたコーヒーを入れ、ゆっくりとパソコンの前に座り、このブログを書いている。


やはり私は書くことが好きなのかもしれないと思う。


特に何を書こうか決めているわけでもなく、今流行っているネタを探すでもなく

ただ書いている。

今感じていること、過去の自分を。


今日のたんたんは、今ハナのブラッシングをしている。

たんたんは15歳、ほとんど行っていない中学を卒業し、高校は行かないと決めた。


これからたんたんは自分の心を取り戻し、どう成長していくのか本当に楽しみだ。


敏感なたんたんは、人一倍他人に親切にしなければいけないと思い込んでいる。

自分が通り過ぎただけで、当たってしまったのではないか?と心配する。

何も言っていないのに、息をするだけで、「ぼく何も変なこと言ってない?』

と尋ねてくる。何度も何度も。


「何も聞こえないよ。大丈夫よ。変じゃない。普通よ」と私は答える。


そうすることで、たんたんは安心する。


このやりとりがいいのか?それとも無視した方がいいのか?私もは今だに迷う。

聞いて貰えると言うメリットが染み付いていると、自分でなんとかしようと言う強い意志が湧かないからだ。


私の子供の頃の様に、完全無視されれば、たんたんは発狂するだろう。

しかし、いつも聞いてやると、その思考の勢いはどんどん激しくなり、質問は多くなる。


信頼して放っておくと言う愛は、なかなか難しい。私の両親は本当にすごい。

この度合いを私はいつも探している。


きっとうまく行く。

来年はもっと笑うことが多くなる

家族でまた笑って過ごす事が出来る。


大丈夫、私もたんたんもうまくやっている。


今日も一歩進んだ。

これでいいんだ。


続く…