幻冬舎が大きな決断 | 村山涼一のマーケティング備忘録

村山涼一のマーケティング備忘録

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躍進期の幻冬舎は、見城さんのリーダーシップが発揮されて、勢いもあるし、方法論も統一されていて、常勝を予感させた。


それがこのところ、あまり目立たないなと思っていた。


おそらく、上場を果たしたことによる、意思統一の不徹底が原因だったのだろう。


そこへ下記のニュース。


「幻冬舎(ジャスダック上場、中堅出版)は29日、MBO(経営陣が参加する買収)を実施すると発表した。見城徹社長が代表を務める特別目的会社(SPC)がTOB(株式公開買い付け)を実施する。出版市場が縮小するなか、抜本的な構造改革には非上場化が必要と判断した。


買い付け期間は11月1日から12月14日まで。買い付け価格は1株22万円で、29日の終値14万6000円に対し50.68%のプレミアムを付けた。全株を取得した場合の買収総額は60億円強。TOB後は、SPCと非上場化後の幻冬舎を合併させ、見城社長が幻冬舎の全株式を保有する計画だ。


買い付け期間は11月1日から12月14日まで。買い付け予定数の下限は1万8300株。上限は設定しない。


MBO実施後、幻冬舎株は上場廃止となる可能性がある。


「経営と資本の一体化を進めて、既存のビジネスモデルにこだわらない取り組みを迅速に進める」(久保田貴幸取締役兼常務執行役員)という」


再び、見城帝国体制に戻るのだろう。しかし出版社はこれでいいように思う。もちろん出版というビジネスモデルを転換するのなら別だが。