- ブルータス 2/1号に矢沢永吉のエピソードが載っていました。
大金を払ってでも、プライドは守る。
パチンコ屋が、矢沢永吉のそっくりさんを使ったCMを流していた。どこにも「本人ではありません」とは書かれていない。
ファンからは「セコいパチンコ屋のCMに出るなんてガッカリしました」と手紙が届いた。怒った永ちゃんは、肖像権侵害でパチンコ屋を訴える。
裁判費諸々で、かかった金は総額1600万円。1300万円の赤字を出しながらも、永ちゃんは、アーティストとしてのプライドを守った。「1300万円ぐらいクソ食らえ」と永ちゃんのプライドは言っているのだ。
1990年代初頭、肖像権という概念がまだ一般的に認知される前の話だった。
アー・ユー・ハッピー? に載っているエピソードです。
ブルータスさん、去年の2/15にも「日本のロック愛 」という特集で矢沢永吉を取り上げていました。