1月14日(金)
先日
大倉集古館の
ミュージーアムショップで
美しい有田焼小物を見つけ
排水口カバーと知り
とりあえず
サイズが合うかしらと
1つ購入。
19世紀に
日本から多く西欧に流れ
その芸術に影響を与えた
blue and white porcelain
青と白の磁器の
染付を思わせる柄が
洗面台にぴったり。
さらに
amazonで注文。
こちらは
「染付桜」
ふと
美しくて振り返ってしまうような
見返り美猫のよう。
(手前味噌:わがやのお紺)
風合いを変えて
こちらはポピー。
形状から
[アンブレラ]ポピーの
商品名。
確かに
わかりやすくとも
「排水口」
と聞くと
脳裏に
むき出しの排水口の
イメージが
浮かんでしまいます。
この有田焼がきてからは
より洗面台をケアして
皆が綺麗に
使っている様子。
まさに
生活と芸術の
一体化の賜物であり
先週訪れた
伊香保温泉で出会った
竹久夢二の理想
とも言えます。
(伊香保ロープウェイ・山頂からの絶景)
群馬旅の目的の
Bリーグバスケの試合は
選手1名体調不良のため中止
になってしまいましたが
思いがけず
温泉街の
竹久夢二記念館を訪れ
大正ロマン風の
館の中の
艶かしい
美人画の数々や
榛名湖畔のアトリエでの
生活と美術を結びつける
夢二の晩年の
運動について
触れることができました。
病に苦しみ
大好きだった
榛名に帰りたい帰りたいと
その思いを
叶えることができず
50歳で生涯を閉じた
夢二が唱えた
生活と美術・芸術の
融合は
(旅館で人気の夢二の浴衣)
今の時代に
生活を豊かにしてくれる
具体的で
実践的な
試みとして
生活の中に
意識づけられ
まだまだ多くの
可能性に満ちていると
感じます。
コロナ禍で
「おうち時間」が増え
すでに
様々な楽しい変化も
見られるようになりましたが
生活と芸術を
日々の暮らしの中に
少しずつ
取り入れて
まいりたいと思います。