3月15日(日)
吉野桜のつぼみが膨らみました。
漱石の句
「尼寺や彼岸桜は散りやすき」
の彼岸桜の季節でもありますが
吉野の山に想いを馳せ
そのささやかな咲きぶりに
心を奪われる日常も
またうれしいものです。
私たちの終の棲家になるであろう
市川の家にときどき週末に出向いては
手入れをしております。
主人は
庭の枯葉の掃除など
せっせと外回りを担当。
画像の容量が大きすぎて
色をおとしておりますが
この寒さにあってなお
青々とした椿の葉の逞しさに
元気づけられます。
私は室内の掃除のあと、
庭の白石に日本庭園によくみられる
砂紋を熊手でつくりたかったのですが
まだ熊手がなく、
手ですこし跡をつけてみました。
そのあとに、はじめて近所の教会の礼拝に参加。
勝手がわからないながら
讃美歌を歌い、お説教をお聴きいたしました。
そのなかで、
一番最初に歌った讃美歌
新生讃美歌14番
私たちの終の棲家になるであろう
主人は
そのメロディの美しさと
ことばの力に
久しく忘れていた大切なものに
出会ったような気持ちになりました。
あとで牧師様にお伝えいたしましたら
フランスの讃美歌で
この曲をつくられた教会でも
素晴らしい讃美歌として受け入れられているようです。
心込めて主をたたえ
https://www.youtube.com/watch?v=kt-7pskc4Hg
(合唱が流れます)
1.
心込めて主をたたえ
世の友ら声合わせて共にうたおう
心込めて主をたたえ
喜びを皆に告げようハレルヤ
2.
われらの主は強き方
共にみ座に進み行き主に見えよう
われらの主は強き方
主のみ業はすべてよしハレルヤ
3.
主たすけたもう弱きわれ
苦しみより立ち上がり共に進もう
主たすけたもう弱きわれ
まことに主は愛の神ハレルヤ
4.
ひとりの神三つにます
われら常に感謝しつほめたたえよう
ひとりの神三つにます
心よりほめたたえようハレルヤ
人により、心をこめて想う対象が
信仰、自然、宇宙、なにか大いなる存在、
家族だったり友人だったり
動物、ロボットだったり異なることでしょう。
そのなかで
自分の弱さに向き合い
自分が生かされていること
自分がなにかに身をゆだねて生きていること
何かに、誰かに守られて生きていることに
気づかされること
そのことに感謝できることに
ふと
こうしてきづかされたことを
ほんとうにありがたく思います。
この心の豊かさを
他の方にお伝えできるような
一週間になりますように。