英語ティーチング研修より: 「その場」力 | Maki Murakami Official Blog
1月27日(月)太陽☀



寒さにも負けず

市場からきたやってきた色とりどりの花が

元気に咲いています。




画像右下は

エクストラバージンオリーブオイル。

主人の会社の方から私あてに

いただきましたハート

毎朝身体と肌に少しずついただいております。

そのせいか

乾燥にも負けずお蔭さまで元気でおります。

自分なりの健康法を

地道に続けていきたい季節ですね。


ラブリー音符


さて、大学の1年間の授業も無事に終了。

後はテストの採点などのみとなりました。

企業さんの授業も終盤となってまいりました。

4月の新学期まで

または会社ですと新たなタームが始まるまでの今

空いた時間を利用して

研修が目白押しです。



ラブリー音符




講師という仕事は

とかく孤独になりがちですが

大勢の講師が一堂に会し

教材を研究し、

教案を共に考え

デモンストレーションをしあい
生徒の立場も経験しながら行われる

ワークショップ形式の研修は

非常に楽しく得るところも多くあります。

他の講師の良い点、自分の反省点を

肌で感じることができます。




ラブリー音符



日程の関係で

本日は3時間の研修の2セット。

課題に取り組みながら

インプットをしては

アウトプット。

新人の講師陣も多く

研修の場を踏むたびに

表情の変化、スキルの向上が

明らかにうかがえるのに

驚かされます。



ラブリー音符




本日は10名の講師が参加しましたが

ペアワークやグループワークで

ほとんどすべての講師と会話をし

それぞれのデモンストレーションを観ることができ

お互いの学びとして

本当に充実した時間でした。


ラブリー音符



このようにできるだけ多くの参加者と

コミュニケーションをとることは

トレーナーの指導によるものでもあり

また

私たち講師が英語学習者に対して

常に試みるようにしていることでもあります。



ラブリー音符



また、教案づくりには

ついつい時間をかけてしまいますが

トレーナーから

「10分で教案をつくるように

と先輩から言われ続けました。」

とのことば!


ラブリー音符

ときには

急に○○先生がインフルエンザのため

○○企業の授業の代講をと

依頼されることも多く

その場合

限られた時間で

その日の授業のポイントをテキストから

読み取り

全体の構成、レッスンの流れを

組み立てなければならないことも

あるとのこと。



ラブリー音符


そのような緊急事態でなくとも

毎回の授業は生き物。

その時の出席者の人数や

顔触れによって

多少流れが変わることもあり

いつでも

臨機応変に対応できる癖を

つけておかなければなりません。



ラブリー音符

ピアノのレッスンでもそうでした。

なかなかうまく弾けないパッセージを

何回か先生の前で練習していると

時間がもったいなく

家で練習してまいります。

と申し上げることもありましたが

先生によっては

今、すぐなおせるようにできることが

大切。


実力のある人はその場で

できるようになっています。

とその場での対応能力に力点を

置かれる場合もありました。



ラブリー音符


英語表現にしても

映画を観ながらその場で

覚えていく。

通訳スキルの訓練の

リテンション・リプロダクションのように

その場で

聴いた英語を再生する。



ラブリー音符



アカデミックスキルの

要約や言い換えのように

その場で聞いたパッセージを

簡単にまとめる、

より洗練された表現に言い換える

などなど

脳の前頭前野をフルに活用するトレーニングが

もっともっと

必要であると実感いたしました。




ラブリー音符


この「その場」力を高めるには

集中力はもちろん

不断の努力

さりげない

自分の周りの日常のなかに

秘められている学びのチャンスを

逃さないという

アンテナが必要なのではないでしょうか。



ラブリー音符





そうして大切に育てられた能力は

エクストラバージンオリーブオイルのように

そのまま飲んでも

調理しても

ドレッシングでも

化粧品としても

手足の保護のためにも

万能

汎用的な能力として

自分を助けてくれるように思えます。

クロネコちゃん