港区後期基本計画素案 区民説明会 | Maki Murakami Official Blog

11月17日(木)




グラデーション 港区の区民参画組織である「みなとタウンフォーラム」や


5つの地区の各区民参画組織の意見をとりいれながら


すすめられてきた基本計画の素案の説明会が


各地ではじまりました。


以下、4ページめに21日(月)までの各地での開催


スケジュールが記載されております。


港区全体や各地区の6ヶ年計画の後半


平成24-26年度の計画の説明会に是非


でかけてみてください。


http://www.city.minato.tokyo.jp/joho/koho/km/2011/11/files/km111111_tokushu1.pdf




グラデーション 私はまず、日程のあう、赤坂地区総合支所での


港区全体、赤坂地区の計画の素案の説明会に参加しました。


参加者は少なめで、町会やまちづくりの会で


お会いした方など、普段から地域で活動しておいでの方が


いらしていました。




グラデーション 限られた時間での膨大な計画の抜粋だけを


お聞きしても、予算規模や計画全体の方針などが


見えにくい点もあります。


資料を持ち帰ってゆっくりコメントすることもできます。


私もゆっくり目を通してみたいと思います。




グラデーション 私が港区で初めて基本計画なるものに出会ったとき、


なぜ、その施策をするのか、予算がつくもとの


つかないものの優先順位、必然性がみえてこないので


担当の企画経営部企画課にその根拠(となるデータなど)を


お聞きしにまいりましたが、結局、そのようなデータはなく、


いただいた詳細資料は、区民参画組織であがった


意見の一覧でした。民間企業にお勤めの方には


考えられないことかと思います。



グラデーション 基本計画はどうしても総花的になり


区民参画組織は陳情型になりやすいという


定説のようなものもきかれます。


参加した説明会の印象では


待機児童問題、放射能対策、高齢者や障がい者対策など


緊急性の高い施策に集中し、スピード感をもって


解決していってほしいという意向が強いように


感じました。 また、防災面では、事業所や


町会、防災協議会など様々な立場がありますが


それぞれの活動の拡充だけでは、


情報が一元化されなければ、いざという時に


対応できないというご意見もありました。




グラデーション 私は、施策やそれを担う委託業者をきめるなど


意思決定の場に区民が参加していくプロセスを


つくれないかということをお聞きいたしました。


具体的な小さな例ですと、赤坂でゆるキャラをつくろうと


公募が締め切られ、かなりの応募があったそうですが、


そもそも、税金を使ってゆるキャラを作る必要が


赤坂にあるのかという意見が私の周りには


大変多くあります。ただ、それが商店街協議会などの


ご意見で、審査にも地域の方々があたられるという


ご説明でした。



グラデーション 税金を投入する限り、それぞれの施策に


やはり区や支所で行う必然性、緊急性がなければ


ならないと思うのですが、減税をして


使える予算規模が小さくならないと


やはり総花的になってしまうのでしょうか。



グラデーション それでも、地区の土地柄で、やはり


住民と事業者の連携が必要であるとつくづく感じました。


赤坂青山地区の地域情報誌の


編集に携わっておりますが、企画編集を


しながら、域内の住民、在勤、在学の方々や


事業者の方々にお会いする貴重な機会があります。


情報誌の在り方も検討課題にのぼりますが、


地域での顔の見える連携を地道につくっていかなければ


思いつつ、この基本計画を活かしていくのは


やはり住民(在学、在勤者も含む)の意志であり


その意味では、港区は比較的恵まれている面が多く


危機意識が育たないという弱点があることが


支障になっているといつも思います。




計画はほぼできてしまっているという見方も


ありますが、是非、21日までの説明会に


参加して資料を目にし、今提言できること


質問できることを投げかけてみませんか。