武蔵野美術大学 オープンキャンパス | Maki Murakami Official Blog

6月19日(日)


武蔵美 オープンキャンパス 2011へ


JR国分寺駅からバス電車


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きっかけは、「芝の家」にいらした


武蔵美大の4年生の方お二人から


オープンキャンパスで


「Cafe de なーに ?」


ー 食と経済と人と場所 ーという


ワークショップをなさるというご案内を


いただいたことでしたきらきら!!


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他の学科などを回って


会場に行くと、大盛況!!


各グループでその前の日の晩ごはんを


思い出して絵にして、コメントをつけて


はりだされていたところでしたご飯



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最近、アートと社会、生活や心が


本当に近くなっていると感じます音符


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さて、午前中は、銅版画の体験に参加しておりましたグラデーション


ドライポイントという銅板を掘った部分が黒くなる方法に


対して、メゾチントという、表面がサンドペーパーのような


ざらざら加工が施してあり、何もしないと


黒く印刷され、削り取った部分が白くなるという


方法があり、娘が前者を、私は後者を体験しました。




印刷の段階では、インクをぬり、そのあとのふき取りも


ペーパーや素材の布の各特性を生かしながら


丁寧にインクを塗りこんだり白く出す部分を


ふきとったり。(学生さんにやっていただきました)


こんな作業は小中学校の


版画の時間には経験できませんでした。


教育実習でもなかなか時間が足りないそうですが


このような本格的なアートに子どもたちが出会うことが


大切ですね。


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学生生活という日常が制作、産み出す作業の


連続!!発信する人たちが集まるという意味でも


やはり美大は特殊で魅力的です。


美大の受験生は、よく先生方から


あなたたちは、産み出す側にいる人たちだから・・・とか


自分は発信する側、こちら側の人間でいつづけたい・・


といわれるそうです。


つい、便利な世の中にいると


人や社会に「してもらって当たり前」症候群にかかってしまい


受身になってしまいます。


それが、アート虹など創作的な活動・仕事に


携わる方は、世の中をみつめ、自分で問いをみつけ


自分なりの解や関わり方を見つけては発信していく。


もちろん、産みの苦しが伴うのは当然。


いま、私たちは、アートやアーティストから、かつてないほどに


大きな示唆を与えられているのではないでしょうか。




・・・と大きく語ったわりには


小さな作品ですが双葉



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試し刷りでは、白が弱く、このあと、猫の輪郭、


薔薇の花びら、そして花びらのまわりにある


芳香を表す点描などをもっと白くはっきりと


削り、それを印刷していただき、原版とともに


お土産にいただきましたはなまる


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こちらは、午後からの「日本画学科 アトリエツアー」


参加の模様びっくり3年生のヌードデッサン課題の


作品です。


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キャンパスには、うこっけい、孔雀、クジャクバトなど


がいる鳥小屋、鯉などのいる池、猫がいついて


しまっている庭などがあります。校門の


守衛さんの横にも猫の石像がありますキャット



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大学院生や2年生、4年生のアトリエを訪問キラキラ


特に、院生は、制作に没頭できる時間も多い


とのこと。ツアー参加の受験生、親御さんたちも


お気に入りの作品に見入っておいででした音符



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他の学科でも体験コーナー目白押し。


工芸、ガラス工芸、金工芸や着彩・・・


インテリアアートやインダストリアルアートは


最近の人気学科。かなり、商業性を感じる


作品展示がありました。くるま椅子ネイル


どこでも学生さんが丁寧に説明くださいました。


課題の多くは、テーマを与えられ、そこに潜む


問題点や消費者の要望や社会状況は


各自アンケート調査などをして作品にしあげて


いくそうです。

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大学の近くの掘り出し物たくさんのお店も


人気♪キラキラ



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かなり歩きまわったせいか


帰りの中央線では二人とも爆睡。


四ツ谷で降りるのを忘れ、yuta「ま、いいか」と


東京駅まで行き、そのまま折り返し


2度目の四ツ谷で下車、無事乗り換えましたえみこ