2月12日(土)
リーブラフェスティバル2011
(明日13日も10-16時開催)
港区立男女平等参画センターでの
展示・手作り作品展示・販売や
舞台でのパフォーマンスがありました。
消費者カレッジの友人が、この日のために
クッキーを調理室で焼いたり準備したり
今日、クッキーを買いに行くとなんと完売!!
かわりに国産ひじきと、廃油からの手作り石鹸を
購入しました
入口すぐのところで「むらさき屋」さんの販売。
お醤油やさんかと思いきや、乳がんに対する
啓発活動で知られるピンクリボンの紫版で
DV(ドメスティックバイオレンス)の啓発や
被害者支援をするグループでした。代表の方と
お話をしましたが、急にDVといってもわかりにくく、
まず、紫のもの(ジャムやのれん、てぬぐいなど)
を販売しながら啓発していこうという趣旨でした。
DVは特別なことではなく、肉体的だけだなく
精神的・社会的・経済的・性的暴力などをふくめると
既婚者の3人に一人がパートナーから「暴力」をうけている
という調査結果も出ているそうです。
(「男女における暴力に関する調査」2009年度)
啓発のための場がほしい、もっと気軽に周知できたら、
他のグループとの連携、情報交換もほしいと、ここでも
<ちょっと文化芸術のお話>
押し花絵のコーナーでは栞づくり体験!!
かなり満足 この高輪のグループの実力は
全国れべるだとのこと、作品も素晴らしかったです。
おとなりの書道展示も楽しく拝見。
なじみのある字だけれど誰の写経かしらと
思ってみていると、解説文がありました。
王羲之「集字聖教序」の最後の般若心経の
部分とのこと。王羲之(おうぎし)は4世紀の
中国六朝時代の東晋の「書聖」といわれる大家。
王羲之の書をこよなく愛し国中の彼の書を収集し
崩御の時にすべて殉葬させたという唐太宗(6-7世紀)
のおかげで、羲之の真蹟(肉筆)は現存せず、拓本
(今でいうコピー)や臨本(手本として書く)のみが残って
いるばかりです。ですから、書を学ぶものとして
その高名さと真価のわからないことから
真蹟はどうだったのだろうという疑問がいつもありました。
「集字聖教序」は孫悟空で有名な
玄奘三蔵法師がインドよりもたらした仏典を
懐仁(えにん)が王羲之の行書から一字一字集めた
ものです。
書と押し花絵のグループに、コラボしたらと
お話しましたら、書グループの方が、押し花絵の
葉書に一言や漢字一字をかいたらいいかしらと思って
寒くて足早に過ぎる方も多いなか
耳を傾けてくださいましてありがとうございました。
もっともっとたくさんの方におあいできるよう
時間や場所をかえてお話させていただこうと
思っております。またツイッターでつぶやきますね