●南麻布一丁目にある東町小学校の校長先生に
小学校と地域とのつながりの現状と今後について
お話させていただきました。
昨年の学校公開で、細やかな授業風景を見学、
PTAの方々からは学校への満足の声をお聞きしていました。
現在、お祭りでの御神輿担ぎの際の地域交流のほか
日本文化の時間で、和太鼓、茶道、香道の
先生が地域からご指導にいらしているそうです。
これからは、民生委員さん、児童委員さんを含め
地域の方々にふらりと学校に寄ってこどもたちの
様子を見て行ってほしいとおっしゃっておいででした。
(安全確認のために、もちろん、警備の方、受付を
通ります。)
地域に子どもたちや先生のことを知っている
人が増えることは治安、子どもの教育や
文化の伝承、地域形成にもとても意義深いこと
であると思います。
次の日本文化の時間は1月29日(土)午前です。
詳細は学校にお尋ねください。
●東町小学校のすぐ目の前に大阪に本社を置く
魔法瓶で知られている企業があります。その担当者にも
地域とのつながりについてお尋ねしましたが、
関東地区の販売の拠点ということで、現在は
あまり南麻布に特化した事業はしていないとのこと。
高齢者などのためのポットの見守りサービス機能も
話題にはなっているものの、市場も限られて
いるようです。
気軽に茶道を楽しめる、見た目にも和風の
ポータブルポットを提案いたしました。
(以前に本格的なお釜の代替となるポットは
開発したものの、需要がなく商用にはならなかった
ようです。大坂本社に消費者として
連絡してみます。地域のつながりのツールになるかも)
こうして今回担当者の方にお会いできたので
いつかつながっていければと思います。
●そのほか、花屋さん、薬局やカフェなどをまわり
「まちの縁側」サロンの可能性などをおききして、
最後にお会いしたのは南麻布3丁目のお寺の和尚さま。
以前、お寺でのバザーに偶然出くわし
それがきっかけでお寺でのジャズコンサートに参加
その後日本全国を回られる和尚さまがなかなかつかまらず
とうとう直接訪問
DVや薬物、生活保護申請希望者、離婚者など
弱者救済の現場に、全員が僧侶というご家族での対応やNPOとの
連携。そして、弱者救済以前、つまり、刑務所に入らないように、
駆け込まなくていいようにしていかなければと語られました。
そのためには、社会とつながって、自分が人のためになっている
と感じることが重要だと話されました。
そのために「まちの縁側」で何ができるかと考えました。
歩きながら自然と口ずさんでいたのが
ヘンデルのメサイアの第3部の冒頭。
ハレルヤコーラスのすぐあとのアリアでした。
東京女子大学時代に聖歌隊の準隊員として2度歌い
娘の幼稚園のPTAクワイアでも2度歌いました。
まさしく"救世主”です。
何か内なる力がわいてきました