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高知→東京→東北。

次は、逆に沖縄とかに行くんじゃないか?と

自分の進む方向に突っ込みを入れたくなりますが、


18年間住んできた土佐を離れて

東京に出てくるときはさすがに、

感慨深いものがありました。


この3県には全くもって関係性がありませんが

言うなれば


いろんなアイディンティティーを自分の

体の中に取り込めるのでとても

ラッキーなことだと思います。


かならずしも

東京じゃないとダメ!というわけではないと思う。


それぞれの県にいい所はあるし、

自分にとって、高知も東京も大好きだし

東北も好きです。


地方とは?ということを

もう一度考えるべきだし、


にわかに

流行した『田舎、地域ブランド』という奴を

継続しながらやっていけば

絶対おもろくなると思う。


地域の人が

自分の地元が一番!だと思える風土を

作れば


47県全部が主役になれると思うし、

東京至上主義というものにはならないと

思う。





出張。

で東京に久しぶりに来た。


新幹線でヨレヨレになったスーツがとても

新入社員とは思えない風貌だったので

手で、シワを伸ばして、トイレで髭をそって向かうことにする。


あくびをかみ殺しながら

コーヒーをすすると


なんだか、東京ライフが急に懐かしく思えてきた。


4年間住んでみたいランキング一位である(笑)

吉祥寺に住んでいたため

大学生活はほとんど吉祥寺で過ごしていた

と言っても過言ではない。





けれど、

僕は

脱東京でこれから生きていくんだ!

とか半分で思いながら

羨望の眼差しで丸ビルを見上げる僕が

そこにいた。


久しぶりに同期と会うのだけれど

やっぱり同期というものは良いものである。


『うーいっす!元気してた??』

その言葉ですぐに距離が一気に縮まる。


おもむろに、

袋から大量に買い込んできた

『萩の月』を差し出す僕。


研修が終わり、

会社の自動販売機で

しばし同期と

たたずむ時間が

ものすごく貴重に思える。



同期もがんばっているのだから

僕もがんばろうという気持ちになるのである。


誰と戦うとか上とか、下とか

僕はあまり意識していなくて

派閥とかもとても嫌いで。


自己満足でもいいから

人を楽しませたい!と心から

思っているのが僕だと思うし

多分、これから自分自身と闘っていくのだろう。


竜馬みたいなデッカイ人間になるために

反って生きて生きたいと凄く思う。


馬鹿みたいだけれど

続・青春をやり続けたいと思う!


みんなもがんばろうぜ!









大学時代に残したモノ。

は無かったけれど、

今思うと、とてつもなく楽しい日々であったと思う。


とくに『就職活動』というくくりの時期は毎日

苦しかったけれど、本当に面白かった。


コネなし

金なし

学歴なし

特に取り柄なし

ましてや体育会でもない。

伝統あるゼミにも入っておらず(けれど、先生はとてつもなく

はっちゃけた人だった。)


そんなバックボーンのない僕だったけれど、


靴が擦り切れるまで就職活動をやった思い出がある。


僕の高校の後輩で同じ大学に入っているやつが

某大手損害保険会社に内定を取り

泣いた!という話を聞き、とても嬉しい気持ちになった。


多分、社会人になったからと言って

物凄く変わるわけでもなく、

徐々に変わるのだと思う。


学生だった時期の方がはるかに

将来のことを考えていたのかもしれない。


ただ、今は夏を前にしたこの5月を思いっきり

駆け抜けていく毎日である。


なんか部活みたいなチームに入ったという気がしております。