私は何のために断酒をしているのか(断酒298日目) | アルコール依存症回復への道のり〜豊かな感情を求めて〜

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私のアルコール依存症の回復とは幼少期からの生きづらさの克服です。
感謝の気持ち、素直な気持ち、謙虚な姿勢を忘れずに一日断酒を積み重ねていきます。

昨年の8月に入院して断酒会に入会したのは11月。

1月3日に再飲酒したので1月4日からの日数を計算してみたら今日で完全断酒298日目だった。

え?

正直驚きました。

断酒の日数って計算したことなかったけど、もうすぐ300日になるんだ!


今日は何のために断酒をしようと思ったのかを振り返ってみました。

断酒に挑戦したことは数えきれないくらいある。


連続飲酒の後にくる酷い離脱症状の中で

「辛い、辛い、酒は二度と飲みたくない」

と何度も思いました。

結局、離脱症状が治まる頃になると飲酒欲求が湧いてきて飲んでしまう。


警察沙汰になることをして、留置場や拘置所、刑務所に入ったときに

「なんて無駄な時間を過ごしているのか」

「酒なんて止めて幸せな人生を送るんだ」


などと毎回思っていました。

毎回って事は、出所したら酒を飲んでしまいました。


そんな生活を10年していました。


入院は8回。

アルコール性てんかんで倒れて救急車で運ばれたのは7回。

刑務所は2回。

警察沙汰は数えきれない。

離婚、自己破産…



酒を止めたいけど止められない。

AAには何度か行ったことがあったけど自分には合わなかった。

断酒会は硬いイメージがあったから一度も行かなかった。


そんな生活を送っていた昨年、女の人の幻覚を毎日見るようになった。

家の中は1人なのにリアルでカラーな幻覚をはっきり見た時は怖かったです。


昨年の入院のきっかけは幻覚でした。

流石に自分でもヤバいと思いました。


入院中に家の近くの断酒会に通っている人がたまたま居た。

そして連れて行ってもらって断酒会に繋がった。


断酒をしたいと10年思っていたけど出来なかった。

今は断酒会に繋がってお酒を飲まない生活を送ることが出来ている。


なぜ断酒をしたいと思ったか?


刑務所に入りたくない

死にたくない

幸せになりたい



大きくはこの3つです。

誰の為でもなく、自分の為です。

自分で決めた断酒です。


酒を飲むのも自分

飲まないのも自分


私は何のために断酒をしているのか?


この記事を書くことで再確認できた。

 

 

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