断酒会と社会復帰 | アルコール依存症回復への道のり〜豊かな感情を求めて〜

アルコール依存症回復への道のり〜豊かな感情を求めて〜

私のアルコール依存症の回復とは幼少期からの生きづらさの克服です。
感謝の気持ち、素直な気持ち、謙虚な姿勢を忘れずに一日断酒を積み重ねていきます。

断酒会と社会復帰

10代、20代と仕事をしていたが酒を飲んでは無断欠勤をよくしていました。
最初は体の具合が悪いとか言って休んでいたが欠勤の回数が増えるにつれて欠勤の理由がなくなりました。
自分自身、酒を飲んだ次の日は仕事なんてどうでもいいという考えになっていました。
そのため、大事な仕事の日でも無断欠勤をしては朝から酒を飲む生活になっていました。
仕事を休んでしまった罪悪感はあります。
その罪悪感から逃れるために酒を飲んでいたのかもしれません。
仕事も26の時に自主退職しました。
それからは仕事もしないで母から酒代を貰い飲んでました。
離脱症状も酷くなり7回アルコール病院で入院しましたが酒はやはり止められなかったです。
36になり幻覚を毎日見るようになってこれはヤバいと思い8回目の入院をしました。
この入院で断酒会と繋がりました。
今まで断酒会に行こうと思ったことがなかったのに今回は行こうと思いました。
しかも嫌々行こうと思ったのではなく積極的に入院中に通ってました。
退院した後も断酒会に積極的に通い、多くの仲間と出会う事が出来ました。
断酒会は酒を止める場所です。
例会に出席していたら不思議と酒が止まります。
しかし、断酒会は生き方を教えてくれる場所でもあります。
私は社会経験が少なく酒を飲まないと人とのコミュニケーションもとれない人間でした。
今は少しずつ人とも話を出来るようになったと思います。
また、それは社会に出ても欠かせないものでもあります。
それを教えてくれるのが断酒会であり、仲間なのです。
私はまだ断酒歴が浅く主治医からも仕事はまだ早いと言われています。
今、仕事をしても社会のストレスに潰されて飲酒してしまう可能性が高いからです。
私にできることは今は例会に出席して酒を断ち、生き方を学ぶことです。
決して焦らずゆっくりと断酒を続け社会復帰をしていこうと思ってます。