WBOスーパーライト級2位／IBF＆WBA＆WBC3位 ジャック･カテラル（試合時31＝英：29勝13KO1敗）vs WBA＆IBF4位／WBO7位／WBC11位／前WBC王者 レジス･プログレイス（35＝米：29勝24KO1敗）の同級12回戦が、8月24日（日本時間25日）：英マンチェスターのコープ･ライブ･アリーナ開催でマッチルーム･ボクシングから正式発表。
カテラルは今年5月の前戦で元4団体統一王者 ジョシュ･テイラー（英）に判定勝ち、2年前の初戦に微妙な判定で敗れた雪辱を果たして以来となるリング。
プログレイスは昨年12月、前4団体ライト級統一王者 デビン･ヘイニー（米）の挑戦を受けたものの、3ジャッジがヘイニーのフルマークと採点する大差判定で完敗で王座から陥落、それ以来の再起戦。
テイラーに借りを返してさらに勢いづき、世界再挑戦も目前のカテラルと、強打不発のままヘイニーに大敗してベルトを明け渡したプログレイス、という組み合わせですが…
両者のスタイルからして、概ねの図式はタイミング＆手数のカテラルvsパワーのプログレイス、という感じになる筈で、おそらく打ち合うシーンの多い試合になることは間違いなさそう。
キャリア＝実質･英国／欧州圏のカテラルにとっては世界への試金石＆テスト仕上げ、プログレイにとっては王座奪還の足掛かりとなり、この先のスーパーライト級戦線を占う上でも注目の一戦。
ボクシング人気沸騰中のイギリスだけに、5月に開業したばかりの同国最大の屋内アリーナ（収容人数2万3500人）も、問題なく満員になるのでは。