正式発表:10/12 ビボルvsベテルビエフ LH級4冠統一戦/12/21 ウシクvsフューリー | ボクシング・ダイアローグ

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延期となっていた世界ライトヘビー級4団体王座統一戦、WBC&IBF&WBO王者 アルツール・ベテルビエフ(39=露/加:20戦全勝全KO)vs WBAスーパー王者 ディミトリー・ビボル(33=キルギス/露:23戦全勝12KO)が、10月12日(現地時間):サウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナ開催で事実上の正式発表。

 

もともとは今月1日(同)に同会場でスケジュールされていたものの、 ベテルビエフの練習中の負傷(膝の半月板断裂)→ 手術で延期、これを受けてビボルは急遽マリク・ジナド(リビア)を代役に立てての防衛戦に変更し、6ラウンドTKOの圧勝でタイトル14度目の防衛。

 

その試合後、プロモーターのトゥルキ・アラルシク氏がベテルビエフvsビボルの10月12日リスケジュールを公にコメント、どうやらその日程で調整する云々の話ではなく、正式な発表と受け取って問題ないようです。

 

まだ4ヶ月も先のことにつき、これからアンダーカードが煮詰められ、それらが決まりしだい改めてイベント全体の正式発表… の流れになる筈ですが、セミファイナル以下どんな試合が組み込まれるのか、期待をこめて続報を待ちたいところです。

 

 

また、5月に開催された世界ヘビー級4団体王座統一戦、オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)vs タイソン・フューリー(英)のダイレクトリマッチも、12月21日(同)に同じくキングダム・アリーナでの開催が実質的に決まっている模様。

 

こちらはまだ内定レベル?くらいらしいながら、初戦の契約にダイレクトでの再戦条項があることに加え、ビボルvsジナドと同興行で行われたフィリップ・フルゴビッチ(クロアチア)vs ダニエル・デュボア(英)がウシクのIBFタイトル返上or剥奪を前提に暫定王座決定戦に変更されるなど、ツートップを軸とした新たな展開はもう始まっており、ウシクvsフューリーⅡも噂どおりの日程で決まる可能性が高いと思われます。

 

なお、フルゴビッチに8ラウンドTKO勝ちしてIBF暫定王者となったデュボアは、9月21日(同)にこれまたサウジアラビアでセットされるイベントで元3団体統一王者 アンソニー・ジョシュア(英)と対戦する見込みと伝えられていますが…

 

何れにしても、ビッグマッチ連発に次ぐ連発のオイルマネーのパワーは圧巻、と言う他ナシ。