【結果】日本タイトル戦×2:ウェルター/坂井祥紀vs豊嶋亮太 ライトフライ/川満俊輝vs安藤教祐 | ボクシング・ダイアローグ

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5月4日:東京・後楽園ホール

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ダブル日本タイトル戦として行われたチャンピオンカーニバルのメインカードはウェルター級タイトルマッチ、王者 坂井祥紀(33=横浜光:29勝15KO13敗3分)vs 挑戦者1位/元OPBF&WBOアジアパシフィック同級王者 豊嶋亮太(28=帝拳:18勝11KO3敗1分)。

 

昨年4月、重田裕紀(ワタナベ)選手との王座決定戦に2ラウンドTKO勝ちして戴冠した坂井選手は、昨年12月の前戦でシーサー皆川(平仲)選手を判定で退けて以来のリングとなり、タイトル3度目の防衛戦。

 

対する豊嶋選手は、昨年11月の前戦で石脇麻生(石田)選手に判定勝ちして挑戦権を獲得、日本タイトルは初のチャレンジ。

 

両者は21年12月に対戦、その時はOPBF&WBOアジアパシフィック王者だった豊嶋選手が坂井選手の挑戦を判定で退けており、今回は立場を入れ替えての2年5ヶ月ぶりのリマッチ。

 

結果は 豊嶋選手が 2-1(96-94×2、94-96)の判定勝ちで新王者&返り討ち。

 

試合は観ていませんが、共に積極的に手数を出し合う流れで試合進行、5ラウンド終了時の公開採点は48-47×2坂井:48-47豊嶋だったものの、続く6ラウンドからプレッシャーをかけて出た豊嶋選手が後半やや優勢と映る展開で10ラウンズを終え、スプリットデシジョンの判定を引き寄せて勝利、という内容だったようです。

 

 

セミファイナルは日本ライトフライ級タイトルマッチ、王者/WBC14位 川満俊輝(28=三迫:9勝5KO1敗1分)vs 挑戦者1位 安藤教祐(31=KG大和:13勝6KO4敗)。

 

川満選手は昨年12月、大内淳雅(姫路木下)選手を2ラウンドTKOして王座獲得、それ以来となるタイトル初防衛戦。

 

安藤選手は昨年11月、亀山大輝(ワタナベ)選手に5ラウンドTKO勝ちして挑戦権を手に入れ、これが初めてのタイトル戦。

 

両者は21年1月に対戦して川満選手が初回TKO勝ち、今回はタイトルをかけての3年4ヶ月ぶりのリマッチ。

 

結果は 川満選手が 6ラウンド 2:29 TKO勝ち。  

 

この試合も観ていませんが、初戦同様に前に出てプレッシャーをかけ続けた川満選手が打ち終わりを狙う安藤選手を徐々に追い詰めて優位に立ち、5ラウンド終了時の公開採点を50-45、49-46×2でリード、続く6ラウンドにレフェリーストップを呼び込んで試合終了、という内容だったとのこと。