正式発表:6/29 ファン・フランシスコ・エストラーダ vs ジェシー〝バム〟ロドリゲス | ボクシング・ダイアローグ

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WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ、王者 ファン・フランシスコ・エストラーダ(試合時34=メキシコ:44勝28KO3敗)vs 挑戦者 WBO&IBF世界フライ級王者 ジェシー〝バム〟ロドリゲス(24=米/帝拳:19戦全勝12KO)が 6月29日(日本時間30日):米アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センター開催で正式発表。

 

エストラーダは22年12月、元世界4階級王者 ローマン〝チョコラティート〟ゴンサレス(ニカラグア)とのラバーマッチ=王座決定戦に判定勝ちして以来となる1年半ぶりのリング。

 

WBO&WBAフライ級、WBC&WBAスーパーフライ級で2階級制覇し、今回は2期目のWBCスーパーフライ級タイトルの初防衛戦。

 

対するロドリゲスは、22年2月に同じWBCスーパーフライ級タイトルを獲得したのち返上、昨年4月に1クラス下げてWBOフライ級王座を獲って2階級制覇を達成し、同年12月の前戦ではIBF王者 サニー・エドワーズ(英)を9ラウンドTKOで下して2団体を統一。

 

今回はもとのスーパーフライ級に戻し、かつて保持していたタイトルの奪還に挑む形。

 

 

昨年来、WBA同級王者 井岡一翔(志成)選手との統一戦交渉が進められていたエストラーダは、一時期は消滅が伝えられたものの井岡陣営は交渉継続中と明言、一部に7月3日:日本で対戦との情報もあったながら、最終的には多くの報道のとおりにロドリゲス戦を選択する格好で決着。

 

対戦相手を選びビックマネーファイト路線を行く、軽量級を代表する実力者の1人エストラーダと、次代を担う俊英のスター候補ロドリゲスが激突する好カード=歴戦のベテランvs上り坂の若手という訳で、予想はけっこう割れるんじゃ?というイメージですが…

 

個人的にはスピードの差でロドリゲス有利とみている反面、キャリアに裏打ちされるエストラーダの勝負強さも軽視できず、何れにせよハイピッチな打撃戦の好ファイトになることだけは確実 !? な予感大です。