正式発表 3/31:重岡兄弟のダブル世界戦が3150 FIGHT&マッチルーム共同興行に追加 | ボクシング・ダイアローグ

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3月31日:名古屋国際会議場イベントホールでスケジュールされている「3150FIGHT VOL.8」興行に、重岡兄弟のダブル世界戦が追加。

 

今日5日、主催する亀田プロモーションが東京・品川区のGOTANDA G7で会見し、正式発表。

 

兄のWBC世界ミニマム級王者 重岡優大(26=ワタナベ:8戦全勝5KO)選手は、6位/前WBO同級王者 メルビン・ジェルサレム(29=比:21勝12KO3敗)を相手にV2戦。

 

弟のIBF世界同級王者 重岡銀次朗(24=ワタナベ:10勝8KO無敗1NC)選手は、9位 アルアル・アンダレス(24=比:14勝6KO2敗3分)と同じくV2戦。

 

昨年4月の決定戦でウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)を7ラウンドKO、暫定王座に就いた雄大選手は、同年10月に正規タイトルを持つパンヤ・プラダブスリ(ペッマニー・CPフレッシュマート=タイ)を大差判定で破り、団体内王座統一と共に正規王者昇格&初防衛。

 

対するジェルサレムは、昨年1月に重岡兄弟のジムの先輩・谷口将隆選手を2ラウンドで沈めてWBO王座を獲得、しかし同年5月のその次戦でオスカー・コラゾ(プエルトリコ/米)に7ラウンド棄権TKO負けで陥落。

 

昨年10月にフランシス・ジェイ・ディアス(比)に判定勝ちで再起し、それ以来となるリングでまわって来た世界挑戦チャンス。

 

銀次朗選手は、昨年4月に兄と同じリングでレネ・マーク・クアルト(比)を9ラウンドKOして暫定王座を獲り、再び兄弟そろって出場した同年10月の興行で因縁のダニエル・バジャダレス(メキシコ)との再戦に5ラウンドTKO勝ち、団体内統一と共に正規王者昇格&初防衛。

 

一方のアンダレスも昨年10月、重岡兄弟と同じリングでメンデスと対戦して引き分け、それ以来となる今回は初の世界挑戦。

 

なお、同興行は先立って発表されている「3150FIGHT.8」とマッチルームボクシング「PRIZE FIGHTER:ミドル級トーナメント1回戦」の共同開催イベントで、メインはレラト・ドラミニ(29=南アフリカ:20勝11KO2敗)vs 亀田和毅(32=TMK:40勝22KO4敗)のダイレクトリマッチ。

 

他、日本ヘビー級王者でWBCブリッジャー級16位の但馬ブランドンミツロ(29=KWORLD3:10戦全種8KO)選手のブリッジャー級契約ウェイトでの初戦、3150FIGHTと専属契約を結んだ森脇龍星(19=KWORLD3/2022国体優勝)選手のプロデビュー戦など全10試合程度を予定。

 

(現状、但馬&森脇両選手の対戦相手はまだ未定?の模様)

 

イベントは、日本・韓国・東南アジアではABEMAがPPV(税込み3150円)で生ライブ配信。

 

 

何日か前、世界的な選手が出る訳でもないマッチルームのミドル級トーナメント&ドラミニvs亀田リマッチで、PPV視聴者をどれほど集められるのか疑問… みたいな内容の投稿をしましたが、そこに重岡兄弟のダブル世界戦が加わったことで、デラックス感は大幅アップ。

 

どちらも選択防衛戦:前戦よりは軽めの相手という感じながら、カード的には谷口選手からタイトルを奪ったジェルサレムに後輩の優大選手が仇討する形のWBCの方が関心の高さでは上?とのイメージ。

 

貧窮の身な自分としては、ボクシング1視聴に3150円など到底ムリな話=観戦は今の時点でもう諦めているにしろ…

 

重岡兄弟以外にも、PRIZE FIGHTER出場選手の中に今後の期待株がいるかも?などと考えると、観られるなら観たいのが正直なところです。