WBC王者 タイソン・フューリー(英)のスパーリング中の負傷により、2月17日(日本時間18日)のスケジュールが延期された世界ヘビー級4団体王座統一戦の新たな日程が 5月18日(同19日)に決定。
現地時間の昨日3日、ゼネラル・エンターテインメント・オーソリティ(GEA)のトップ、トゥルキ・アラルシク氏が発表したもので、会場はサウジアラビア王国リヤドのキングダム・アリーナのまま変更なし。
これに伴い、一部で噂されていたというWBAスーパー&IBF&WBO王者 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が本来の2月17日の興行に出場して代替選手を相手に防衛戦を行う、との話もなくなった模様。
なお、GEAはウシクとフューリー両者に対し、5月18日の試合を欠場する場合 1000万ドルのペナルティを課していることと、契約には再戦条項があることを明言。
また、ヘビー級統一戦の延期=イベント全体がそのまま延期の形となり、同じ興行のアンダーにセットされていたIBF世界スーパーフェザー級タイトル戦、ジョー・コルディナ(英)vs アンソニー・カカセ(英)と IBF世界クルーザー級王座決定戦、マイリス・ブリーディス(ラトビア)vs ジェイ・オペタイア(豪)のダブル世界戦も5月18日にスライドとなったようです。
先延ばしになったことは、楽しみの持ち越しと考えればいいか、と思いますが…
こうなると、今月のクライマックスという意味では俄然、24日:両国国技館のトリプル世界戦(井上拓真vsジェルウィン・アンカハス、アレハンドロ・サンティアゴvs中谷潤人、田中恒成vsクリスチャン・バカセグア)に集約されたなー、な感じです。