【結果】レネ・サンティアゴ vs ケビン・ビバス[WBOライトフライ級暫定王座決定戦] | ボクシング・ダイアローグ

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27日(日本時間28日):ニカラグアの首都マナグアのアレクシス・アルゲリョ・スポーツ・コンプレックスで開催されたWBO世界ライトフライ級暫定王座決定戦、4位 レネ・サンティアゴ(31=プエルトリコ:11勝8KO3敗)vs 15位 ケビン・ビバス(28=ニカラグア:7戦全勝2KO)。

 

試合2日前に王者 ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)が急病でヘラルド・サパタ(ニカラグア)との防衛戦を直前キャンセル、急遽アンダーカードにセットされていた同級の試合を暫定王座決定戦に変更して行われた一戦…

 

結果は サンティアゴが 12ラウンド 1:18 KO勝ち。

 

昨日から今朝にかけて試合映像を探してみたものの、フルラウンド版どころかハイライトも見つからず、内容的なことはわかりませんが…

 

キャリアの質で上回るサンティアゴが全般的にリードする流れの末、最終ラウンドにボディへの左ジャブがカウンターで決まってビバスがダウン、そのままレフェリーが止めて終了という感じだったようです。

 

ほぼ完勝だったらしいサンティアゴ、しかしビバスは新人育成期によくある、無難に勝てると見込んだ相手との対戦ばかりの、キャリアの足固め段階の選手に過ぎなかっただけに、真価の証明はゴンサレスとの直接対決まで待つ必要がありそう。

 

なお、正規王者ゴンサレスvsサンティアゴの団体内統一戦のタイムリミットは180日以内で指令されたらしく、早期に同級の4団体統一を目指すWBA&WBC王者 寺地拳四朗(BMB)選手にとってはいよいよ厳しい状況になった感。

 

残るIBF王者 シベナティ・ノンティンガ(南アフリカ)は、来月4日にエイドリアン・クリエル・ドミンゲス(メキシコ)と防衛戦、これをクリアすればスケジュール的には来年の早春くらいに次々戦をやれそうなスパンながら… 交渉等、現実的にはどうなのかな、と。

 

先月、マッチルームボクシングと楽天チケット、NSN(Never Say Never)がパートナーシップ契約を締結し、2024年から3年間:年3回のボクシング・イベント日本開催を発表しましたが、ノンティンガはマッチルームUSA傘下だった筈なので、そのこけら落としの一発目に寺地vsノンティンガをできない?と期待したい気持ち。

 

とにかく、昨年4月にマイコプラズマ肺炎で寺地選手との統一戦を、そして今回インフルエンザ(らしい)でサパタとの防衛戦を連続ドタキャンしたゴンサレスには、回復しだい確実に&早々にサンティアゴ戦を行ってほしいところです。

 

(でなきゃ流石にもう剥奪でしょ)