井上拓真が肋骨骨折:11/15 ダブル世界戦興行はダラキアンvs阿久井も含め全試合が延期 | ボクシング・ダイアローグ

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今日28日、帝拳プロモーションがダブル世界戦興行「Prime Video Presents Live Boxing 6」(11月15日:東京・両国国技館)の延期を発表。

 

メインに出場のWBAバンタム級王者 井上拓真(大橋)選手がスパーリングで左第10&11肋骨を骨折、約4週間の加療が必要と診断されたことにより、11月15日のスケジュールはキャンセル。

 

これに伴い、同イベントはこの試合だけでなく興行自体が延期となり、新たな日程等は調整のうえ改めて発表するとのこと。

 

 

トレーニング中の負傷アクシデントはつきものとはいえ、11月は国内外とも興行が少ないこともあり、その意味でも残念なニュースですが…

 

もうひとつの世界戦、WBA世界フライ級のアルテム・ダラキアン(ウクライナ)vs ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)の方を一番の注目戦と捉えているファンも多い筈で、これをメインに開催する選択肢はなかったのかなー、という気も正直ちょっと。

 

とはいえ、既にダブル世界戦としてチケットを販売しているだけに、流石にムリか… と。

 

加療4週間=順調にいけば11月の終わり頃に治る見込み、ということで、単純計算の話なら12月26日に次戦が正式発表されている兄・井上尚弥(マーロン・タパレスとスーパーバンタム級4団体王座統一戦)選手の興行のタイミングには間に合うかも→ これに組み込めない?な気もしますが…

 

[ダラキアンvs阿久井以外のアンダーカードも、ジョナス・スルタン(比)vs 増田陸(帝拳)のバンタム級8回戦、与那覇勇気(真正)vs 辰吉寿以輝(大阪帝拳)の54.5キロ契約8回戦の2つだけの筈で、理屈的にはできそうな感]

 

でも、世界戦2試合をプラスするとなったらチケットの料金設定(尚弥vsタパレスの一番高い席は22万円、一番安い席でも1万1000円)もかなり割り増ししなければペイできないでしょうし、主催者の帝拳プロモーション、大橋ジムの兼ね合いもあるだろうし、そもそも順調に回復しても井上選手には試合に向けての再調整期間が必要ですから、これもやっぱりムリそうかな、と。

 

負傷の度合いがわからないので予想はしにくいですが、来年1月か2月にリスケジュールの可能性が高いのでは?