【しかの脱け殻】大河ドラマと火縄銃と | 自由奔放で枠に収まらない人たちが歩んだ日記とこれからの日々を綴っていく記録

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2010年9月7日吉日、白石市公認武将隊として戦国の世からあいつらがよみがえる! おもてなし武将隊というより、にぎやかし武将隊のこいつらはいったい???

もと鹿です。

明日は青葉まつり!

公式ページに片倉組の名前出てて、すっころびました(笑)
コピペあかーん!(笑)

しかさんも予定してませんからね。

出ませんよ。



さて、大河ドラマ見てて思い付いた

ムロツヨシが今川に売り付けた火縄銃のシーン見てて、

「俺、この辺の火縄銃説明できるやん!」


でことで、早速講習開始!


・火縄銃は日本で爆発的に広まりました。

刀鍛冶は仕事を変え、火縄銃の筒を作る職人になりました。

が!

職人が一番頭を悩ませたのは

筒の後ろにある「尾栓」

これが作れなかった!



そもそも何で尾栓が必要なのか?

この頃の銃は「前装銃」銃口から火薬と弾を込めます。

万が一不発の時、弾と火薬はこの後ろの栓を外して除去します。

そして、銃身の内部(今で言うとバレル、現代銃だと溝があって線条痕とかその辺が関係)は
内側にメッキ加工してないので、日頃から綺麗にしておかないと錆びます。

その清掃のため、不発処理の為、後ろの栓が不可欠なのです。 

尾栓の雄ネジを作るのは簡単です。
ヤスリでごりごり削れば出来ます。

じゃあ銃身の雌ネジはどう作る?

これが出来なかったのです。

大河ドラマでムロツヨシが怒られてるのも、この辺です。

この雌ねじ、作り方は諸説ありますがコレ!ってのがまだ微妙です。
誰か定説してくれないもんかな。

てことで、近々火縄銃を射つのでメンテナーンス!



尾栓と銃身には隙間があります

微妙にガタガタするのでーす

それを密着させます。

密着させないと、爆風が後ろから漏れます。
漏れたらどうなるかはやったことありませんが、いいことがないのは明白です。


昔は蜜蝋とか塗ってたらしいです。

今は


シールテーープ!

ビバ現代



シールテープを巻いて、栓をして完成!



準備完了!

当日は頑張るぞ!


以上 火縄銃の尾栓のお話でした。


ムロツヨシがんばれ(笑)


と、うちの猫



こら、鎧櫃から出なさい