>世界同時株安の様相、
って、ホント?
先ず、平成28年6月以来の下げ幅について、
それは、
当たり前のこと。
30000円と、
分母が大きく成れば、
当然、幅も大きくなる。
なので、幅でビックリする必要はない。
そして、その幅と安値は、引けに付けられたもので、
ある意味、意図が在ったため。
週末で、リスクオフをしたかった?
融資で、買ってる人を振るい落としたかった?
しかし、現物市場が終わって、
直ぐに反転して、
既に、300円ほど、戻っている。
普通は、高く売る方が得するハズなので、
下手な売り方、終わり方をした、
ということ。
しかし、
日本が、ダウの影響を受けたように、
アジア市場も、日本ではなく、
ダウの影響を受けた。
なので、
日経225からは、
世界同時株安の様相、
とは思わない。
そもそも、金利上昇が背景にあるとしても、
昨日今日、始まった話ではない。
そして、それが、本当の理由かも分からない。
一斉に、利益を確定しただけかもしれない。
或いは、本当に、金利上昇に対応して、
ポートフォリオを組み替えた可能性も在る。
ただ、悲しいかな、
日本市場が、外人に振り回されているというのも事実。
もっと言えば、プログラムに振り回されている。
オール日本として、
そんなものに、負けないくらいに、
企業業績で、立ち向かえる日が来て欲しい。
因みに、
日経225は、
ファストリ、ソフトバンク、ファナックの、
日経三兄弟に、大きく依存してるので、
これを除いて、考えなければ、意味がない。
26日の東京株式市場で、日経平均株価は急落し、13営業日ぶりに2万9千円を割り込んで取引を終えた。終値は前日比1202円26銭安の2万8966円01銭。平成28年6月以来の下げ幅を記録した。米国長期金利が急騰し、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和縮小への警戒感が高まった。これがアジア市場にも波及し、世界同時株安の様相となっている。
FRB幹部が25日、足元の金利上昇を容認する考えを相次いで示したことで、米金利上昇の勢いが強まった。日本の長期金利もこの動きに引っ張られた。26日に一時0・175%と、日本銀行がマイナス金利政策の導入を決めた平成28年1月29日以来、5年1カ月ぶりの高水準をつけた。
金融市場の急変は日銀の金融政策にも影響しかねない。3月には、より効果的で持続的な金融緩和を実施していくための「点検」が予定され、市場では長期金利の変動幅の拡大などが観測されている。
ソニーフィナンシャルホールディングスの渡辺浩志シニアエコノミストは「日銀は金利上昇を歓迎するような動きを取りづらくなった。とはいえ、日銀が警戒するドル円相場は円安に傾いており、無理に金利を抑え込む緊急性は乏しい」と指摘している。