村田「今月中に話を」独立L複数球団からオファー…NPBは誘いなし | ハロー・ベースボール!

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「転職活動のメモと野球観戦記」から始めましたが、
ほとんど野球のことだけになっています。

M田選手の行き先が決まらない記事を見るたびに、いつの間にか、日本のプロ野球も、MLBと同様に、底が浅くなったと思わずには居られない。


深くではない。

繰り返し、浅くなった。


今シーズン、各チームで出場する選手、M田選手よりも、力の無い選手が多く出場する。

もちろん、チームが継続的に強く有り続けるためには、若い選手の力を伸ばすことも必要。

同時に、これ以上、伸びないベテランを、どこかで斬らなければならなくなることも確か。


しかし、そのバランスを考えても、M田選手をはじき出すほど、どのチームも力があるのだろか?


昨シーズンの讀賣が典型で、結局は、M田選手を頼ることになった。


本気で勝つつもりなら、控えでも、M田選手は必要なハズ。


それでも、声が掛からないというのは、底が浅くなったのと、それ以上に、本気で勝とうとは思っていないということ。


既に、選手寿命が長くなっているが、チームの数は増えず、こういう形で、ベテラン選手が弾き出されるなら、早々に、プロ野球には行かない、という有望選手が出てくるか?

逆に、最初からメジャーという選手も出てくる。


実力の社会と言いながら、一般社会以上に、実力よりも年齢に拘っていては、野球人口が減って、野球が、一部の野球エリートだけのものに成りかねない。


或いは、選手寿命が延びて、少子高齢化とは逆行するが、12球団では少ない?


本来、日本で最高峰のハズのNPBで、レベルの低い若手選手を見る都度、独立リーグのM田選手のことを思い出すシーズンになるのだろか。


森監督の松坂投手、

落合監督の中村紀さん、


どちらも、人情だけではなく、選手のレベル、そして、勝つためのもの。


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巨人を昨季限りで自由契約となった村田修一内野手(37)が24日、神奈川県内のグラウンドで行ってきた自主トレを打ち上げた。いまだ所属先は決まらず、独立リーグ複数球団からオファーが届いていることを明かした。今月中に本格交渉の場を持つ予定で、同リーグでプレーしながらNPB復帰を目指す覚悟を口にした。

本来なら、キャンプに向けた荷造りをしている時期。自由契約通告から3カ月以上が過ぎ、村田は苦しい現状を明かした。

 「キャンプに来てほしい、と誘いがあれば良かったけど。ないので、次のステップに進まないといけない」。元同僚の日本ハム・実松らと行ってきた自主トレは打ち上げ。NPBからのオファーはなく、来月は練習場すら決まっていない。「独立リーグのいろいろな球団から話があって、判断している最中。今月中に話をして、決めることができれば」と明かした。

23日にはソフトバンクを戦力外となった松坂が中日の入団テストに合格。「良かったと思うし、1軍で投げる姿を見たい。(最盛期と)同じ状態に戻ればいい」と喜んだ。「松坂世代」の一人としては期するものがある。古巣・巨人の若手選手の報道も連日目にしている。「また同じ舞台に立てればいい」と思いを巡らせる。

 「(米国のキャンプの)招待選手の誘いもあったけど、メジャーへの夢はない。NPBに復帰したい」。その足掛かりとして独立リーグ入りは辞さない。人生初の単身生活も覚悟。支配下登録期限の7月末までをメドにし、8月以降のことは考えていない。

ノックの動きは軽快。フリー打撃でも力強い打球を飛ばし、例年と比べても状態はいい。通算2000安打にはあと135本。「欲しい、と決断してくれるところ(NPB球団)に行きたい。ないなら独立リーグが最後になる」と悲愴(ひそう)感を漂わせた。