こんにちは、小学生担当の深松です。
小学生は毎月、計算&漢字コンテストを行っているのですが、
入塾当初から「漢字は苦手、好きじゃない。」と言い、
漢字コンテストの点数がふるわない塾生がいました。
計算コンテストはというと、最初こそ50点くらいでしたが、
「マルの数より理解が大切。理解して解けた時の"すっきり感"が気持ちいい」
と気づいてから、分かるまで曖昧にせずにコツコツ丁寧に計算練習をしていました。
そして90点台で1位になり、計算に自信を持つまでになりました。
それから、後回しだった漢字を「頑張らなきゃ」と言っていましたが、
気が乗らない表情でした。次の結果は、前回より6点上がったものの、
明らかに落胆していました。その様子に声をかけようと思った矢先、
その塾生が私のところに来て
「漢字コンテスト、もう一回やりたいです。」と言いました。
私は、漢字なんて大嫌い!になるかもしれないと心配してたので、
その言葉を聞いて、最初少し驚きました。
「コンテストの後だから記録つかなくても、順位に入れなくてもいい。
でも、頑張るって言ったけどテキトーにやって、
練習しなくてこんな点数を取り続けてるのは、嫌だから、
ちゃんと練習したら、どれくらい出来るか、やり直したい。」
そう話してくれました。
数日後、一人で漢字コンテストに再チャレンジし、
初めて96点(50問中48問正解)をとりました。※順位には入ってません。
“努力で変わる”と学び、苦手から逃げずにチャレンジする。
これからも(傍から小さく見えたとしても)本人には大きな一歩で
成長してくれるのだと思います。
そんな成長を見ることができ、とても嬉しくなりました。







