2019年8月13日 姥沢から月山(1,984m)
仙台市の小学5年生は、1泊2日の野外活動で泉ヶ岳登山を体験します。
息子は9月中旬に行くから、先日の那須岳(茶臼岳)に続いて、今日は月山で鍛えよう!
「山の景色や花が綺麗で、山頂で食べる冷やし中華は格別だ。」などと、嫌がる息子を父・母が説得。
なんとかなだめ透かして、息子と二人で行って来ました。
仙台を6:27に出発。笹谷から高速道路に入り、8:27に姥沢大駐車場着。
片道2時間位(112㌔)で行けるので、姥沢から登る月山はとてもお手軽です。
お盆得休みのせいか、姥沢大駐車場にはたくさんの車が。
リフト往復コースは楽で、雄大な展望と素晴らしい花に出会えるから、大人気の百名山です。
姥沢大駐車場から見た月山。 今日は晴れの予報ですが、まだ雲がかかっています。
親子でペアリフト同乗。
「このリフトずいぶん長いね。」と息子。
「往復二人で1,750円も払ったんだから、その分標高差を稼いでもらうんだ。」と私。
リフト終点から月山は見えません。
最近設置された「令和の鐘」を鳴らしたら、とてもいい音。
9:23 先ずは姥ヶ岳へ登りましょう。
8月中旬だというのにチングルマが咲いています。
姥ヶ岳山頂が近づいてくると、ニッコウキスゲやコバイケイソウなどのお花畑が広がってきました。
姥ヶ岳山頂に続く木道。予報通り青空が広がってきました。
姥ヶ岳山頂(1,670m)に9:55着。
姥ヶ岳山頂で、写真撮影しながら13分休憩。
西方向の品倉尾根、湯殿山、庄内平野を眺めながら休んでいます。
ここまでは薄曇りで風が有るから助かりますけど、全身汗だく。 (この日酒田市は35.4度の猛暑日)
月山に向かって、お花畑の中を楽しい木道ハイキングです。
まだ大きな雪渓が残っていますが、登山道の雪渓は全て消えていました。
登山道に沿ってニッコウキスゲが咲く中を歩いて行きます。
月山にかかっていた雲が取れてきました。
牛首から岩場の急坂が続きます。登ってきた後ろを振り返って見ました。
息子は一人でドンドン先に登って、分岐点ごとに私を待っています。
山頂付近の大岩に登って、下を見下ろしています。
途中で2回休み、写真を撮りながらゆっくり歩いて、ほぼコースタイム通りの11:50に山頂着。
月山の山頂神社(1,984m)。ここから先は写真撮影禁止です。
息子は月山初登頂だから、二人でお祓いをしていただきました。 (一人500円)
私は何度も登っているのですが、お参りは十数年ぶりです。
山頂の東側で休もうと言ったけど、姥が岳で見た西側の景色が気にいったようで、こちらで休憩。
凍らせたペットボトルに挟んで置いた冷やし中華は、とても美味しいです。
暑くて汗だくになった時は、冷たくて酸っぱいのがいいですね。
山頂で1時間休みました。
山頂の東側の眺望を楽しんでから下山開始。
登山道はたくさんのハイカーで賑わっています。
月山はスッキリ晴れて、青空がとてもきれいになりました。
帰り道は牛首からリフト乗り場へ下る道を選択。
あの雪渓の下には冷たい水が流れているので、暑くて疲れた息子を冷やしてあげましょう。
最近雪が解けた辺りにチングルマ群落があります。
青空、残雪と白い雲、咲き乱れる高山植物。
これぞまさに夏山登山の醍醐味ですね。
雪渓の冷たい雪解け水が、沢になって流れています。
手拭いの水を頭からかぶっていい気持ち。
ニッコウキスゲが咲く木道を下って行きます。
今度の雪解け水は直接頭からかぶります。
火照った頭部が冷却され、これで元気回復。
さっきまでいた月山を振り返って見ました。
もうすぐリフト乗り場です。
14:29にリフト終点着で、今日のハイキングは無事終了。
姥沢大駐車場から見た月山です。
帰り道でいつもの温泉に入って汗を流し、アイスクリームを食べて、仙台へ。
とても楽しい1日となりました。
今度は紅葉の蔵王に連れて行くと提案したら、
息子は 「疲れたからもう行かない。」と言っていますが・・・