雷雨とともに言葉が

   三森至樹

 夏。ひどく蒸し暑い一日の終わりの壮快な雷雨。待望の雷雨だ。激しい雨、鋭い空の閃光と大きな雷鳴。冷え冷えとした冷気が静かに浸入してくる。それとともにわたしの頭に言葉が戻ってきた。あの暑さの中では何も考えられなかったのだ。