むね歯科クリニック院長 歯周病インプラント専門医の笹生です。

 
7月になりました。
もうすでに、30℃を越える日が続いています。梅雨明け前だというのに、この暑さでは先が思いやられますね。
 
さて、先週は矯正セミナーでした。基本的には偶数月に開催されるのですが、主宰の先生がアメリカでの矯正歯科学会に参加されたため7月はじめにずれ込みました。患者様のデータをまとめて信濃町へ。参加の先生は埼玉、千葉、東京、静岡と東京近郊から集まるのですが、久しぶりにほぼ全員が揃っていました。
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今年も半分が過ぎ、矯正勉強会恒例の年末発表会への準備を始める時期に差し掛かってきています。今年はどなたが発表されるのでしょうか...
私が行ってから4年が経過します。準備は大変ですが、治療の経過も含めて自分自身が行ってきた内容を徹底的に振り返ることになるので、ものすごくためになります。
しかしやっぱり大変なので、まだしばらく手を挙げられませんね。

さらに週末の土曜日。
診療を終えて、湯島に向かいました。
歯科の泰斗として有名な内藤先生が主催する勉強会、くれなゐ塾に参加されている先生方から受講後の懇親会のお誘いをいただきまして、出向いて参りました。
 
内藤先生のセミナーは受講したことがないのですが、fbでは「ラーナーのダーヒー」として名を馳せているH先生や、これまたfbや歯科相談サイト「歯チャンネル」の回答者としても著名な岐阜の自由診療専門歯科医W先生が受講されていると聞きつけて、セミナー後に無理矢理場を設けていただきました。
 
私が出向くタイミングが土曜の診療後となってしまったためにやや遅い時間からのスタートとなり、湯島で待つ先生方はもうすでにある程度出来上がってましたが、快く迎え入れていただきました。
 
歯科用顕微鏡で使う一眼レフカメラの話、第1大臼歯を抜いて行う矯正の話、先ごろ私が終えてきたuclaエンドメンターシップの話…などなど多彩な内容で盛り上がり、話は尽きることがありません。
しかし、楽しい時間は早く過ぎます。さすがに夜もふけるまで飲み明かし…とはいかず、H先生などは朝4時起きでの上京で、しかも翌日もセミナーの残りもあるためにわりと早い時間での終宴となりました。
 
帰り際に、記念の一枚。
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翌々日は、以前に通年の歯科セミナーを受けて以来の繋がりである、S先生がめでたくもご結婚し、その披露宴二次会にお呼ばれいたしましたので、出席して参りました。
彼は現在、麻布十番で開業されている青井先生主宰のセミナーのアシスタントをしていまして、その関係の先生方が多く集まってました。私も良く行う歯周外科を主軸とするセミナーなので、共通の知人も多く、いろいろと声をかけてもらえました。
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もちろんセミナー同期で、数ヶ月に一度定例で集まる仲間達も同席しましたので、パーティーはもっぱらそのメンバーたちと盛り上がってました。もちろん忘れずにひな壇のS先生の元へと出向き、祝福して参りましたよ。
 
多くの出会いのおかげで、今があり、それは次へ繋がっていきます。
またこれからのためにも、この繋がりを拡げて行きたいものです。

むね歯科クリニック院長 歯周病専門医インプラント専門医の笹生です。

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梅雨に入って湿度の高い日々が続いています。寒かったり暑かったり、豪雨だったりして天気が気になります。

 

さて、この3月から4ヶ月かけて歯内療法(歯の根の治療)を勉強するために講習会へ通ってきました。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)Endodontic Mentorship Program 、ロサンゼルスで開業されている歯内療法専門医の清水藤太先生がディレクターを務めます。北は青森、南は九州から参加される先生方の熱量は高く、その清水先生がフェイスブック上で狂熱と記すほど毎回盛り上がりました。

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土日は、私が参加した第4期の最終回。場所は上野。いつものように前回の復習から始まりますが、最初から清水節全開で講義が進みます。今回は、日本で唯一の「顎顔面痛専門開業医」である安藤先生の痛みについての特別講義がありました。門外漢なので、不用意なコメントは避けますが、それにしても痛みというものは、定義一つとっても簡単なようで難しいものです。神保町でご開業とのこと、このような難解な分野で専門開業されている先生が都内におられるのは心強いですね。

 

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実は、一度お話を伺いたいものだと密かにフェイスブックで拝見して以来、おもっていました。今回それがかなったということと、それ以上におどろいたのが、私のところの勤務医先生と大学同期ということでした。思わぬところで繋がるとは、まさに「縁は異なもの味なもの」、「願えば叶う」(運命論者ではないのですが...)。

 同日夜の懇親会には、先生の斜向かいに座れたこともあり、講義中には聴けなかった話なども聞けました。

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翌日は、清水先生のまとめ講義の後に、UCLA歯学部最年少教授のトッドシェーンバウム先生のインプラント審美補綴の特別講義。最後はサーティフィケート(修了証)を授与していただき、四か月のプログラムはここに大団円を迎えました。

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前日の懇親会に続き、その後も終了後の懇親会へとなだれ込みます。遅れて、別なセミナーで上京していた、第3期受講の新潟の佐久間先生も飛び入り参加し、深夜便でアメリカに戻る予定の清水先生に加えてシェーンバウム教授も一緒に席を囲みました。

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佐久間先生お約束の「ブログ見てます、初めまして!」ご挨拶。
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シェーンバウム教授は、自転車が趣味だそうで、ケイリンスタイル(!)で走っているそうです。
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技術、(歯科も含めた歯内療法への)哲学、考え方、臨床への姿勢といったものが清水先生は一貫していました。さすがアメリカで専門開業されているだけのことはあります。東京も生き馬の目を抜くなんていわれますが、彼にしてみればアメリカと比べれば、保険制度なども含めやはりもどかしいところがあるのかもしれません。その意味では、私達受講生も安くない費用を払い込んでセミナーに臨んでいるので(なんと結婚資金をつぎ込んできましたという勤務医の強者先生もいました)、清水先生に負けず劣らずの熱意を持たれている先生が多く、それが証拠に私よりももっと年上でインプラント治療で著名な先生なども参加されて、熱心に実習に励んでおられました。私などから見れば功成り名遂げているわけで、普段であれば講師側におられる先生が、受講生として参加されているのを見るたびに、この技術職はどこまでも研鑽が欠かせないものだと実感します。

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UCLAの正式な、終了証。
「Continuing Dental Education」とあります。卒後教育のことですが、『継続した学習』という意味合いが強いように感じます。

そんな余多の出会いと、刺激的な講義を終えて、少しは自分が変わったのかと自問自答しています。件の勤務医強者先生は懇親会時点ですでにくも「清水ロス」に陥ったようですが、熱量が大きかった分反動が大きいのでしょう。私も、早く落ち着いて最新の歯内療法を患者様に還元できるように努力したいと思っています。

 

むね歯科クリニック院長 歯周病、インプラント専門医の笹生です。

 
6月も半ばになりますが、今回は前回blogから続くお話です。
 
春季歯周病学会を終えて東京に戻り、週明けから通常の生活に戻りました。
 
月曜に、インプラント学会から郵便物が。
開けると、インプラント専門医の認定証が入っていました。
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今年1月はじめに専門医試験があり、受験してまいりました。
3月に入り試験に合格しましたとの連絡がありましたが、理事会承認を経て認定しますとのことでしたので、認定証の受領まで待っていました。

たまに問い合わせがあるのですが、インプラント学会の専門医になるには、いくつかの要件を満たす必要があります。
学会に所属し5年以上であること、学会が認定する研修会に所属して一年間の研修コースを受講し、ケースプレゼンテーション試験といういわゆるポスター発表(試験なので合否があります)を行い、学会が発行する雑誌に論文を掲載した後に、専門医試験を受験し合格しなければなりません。試験も、筆記試験に面接試験、書類審査。ここ最近の合格率は70%台だそうですから、ちょっとした難関です(あとから知りました)。
 
またインプラント学会も、いくつかあります。
一番有名なのは、私が所属している「日本口腔インプラント学会」で、歯科学会の中でも会員数が最大規模のものです。その他には「顎口腔インプラント学会」という学会もあり、こちらはインプラントを行う大学関連の先生が多く所属しています。他にも自主的な勉強会から派生したような学会がいくつかありますが、主だったところはこの2つでしょうか。
 
インプラント治療自体は、2002年頃から行なっておりますから15年くらいになりますが、専門医の取得に至るにはこの期間においてだいぶ葛藤がありました。一番大きいのは、インプラントを用いる意味や必要性の伝え方に対する苦慮でした。
 
インプラントを手がける先生が増え、それとともに色々な問題も表出して、そのうちのいくつかはメディアにも取り上げられて社会問題化しました。敏感な患者様はその情報をご自身で入手しておられますので、ご自身の疑問の上に心配や不安をかぶせてお尋ねになられます。また一方で、手術を伴う医療ですから、残念なことに100%の満足と成功率はありえません。そんななかでやはりインプラントの説明をする際には慎重に言葉を選んでいたのですが、私も患者様もお互いが、今ひとつ納得できる内容でお話し出来ていないと感じていました。
 
インプラント専門医それ自体で、そこにある問題がすべからく解消できるとは思ってないのですが、ご案内の一つの指標として取得を目指したのが、実に7年前。
たまたま、矯正セミナーで一緒の先生が学会認定講習会に参加されるのを知り、便乗するように学会に入会して講習会に参加し、支部会や学術大会にも参加してようやく認証医(専門医の前段階)を取得したのが3年前。この間、知見や経験を培い、専門医取得に向けて進んで参りました。
 
正直なところ、インプラントをはじめた15年前はもとより、専門医取得を志した6年前と比べてもインプラントや歯科を取り巻く環境は大きく変わりました。また見ようによっては、ようやく一般化して来て落ち着いてきたのではないかとも感じています。以前の状況が過熱気味で、現在の姿のほうがあるべき姿なのかもしれません。
 
そんな情勢だからこそ、適切な方法論や情報の提供が必要でしょう。

私がすでに保持している歯周病専門医は、現在全国で1500人強くらいでしょうか。また、インプラント専門医も全国で1200人強です。インプラントは複数の治療分野にわたるので「歯周病専門医+インプラント専門医」の他にも、例えば「口腔外科専門医+インプラント専門医」や「補綴専門医+インプラント専門医」など複数で保持しやすい専門医資格ではあります。ですが、このダブル専門医は絶対数でみれば明らかに少ないので、相互の利点を活かしながら治療に反映できるように、そして患者様へ還元できるよう努力したいと思っています。