むね歯科クリニック院長 歯周病専門医の笹生です。

なかなか梅雨明けせずにいますが、相変わらずゲリラ豪雨だけは例年通りです。

先週の水曜日は、勉強会。
今年の前半最後となる例会は、奇しくも司会。
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今回のトップバッターはK先生。先天欠如、いわゆる生まれつき歯がないというところにスポットを当てた発表でした。

確かにたまに見かけます。でもあまり多いという印象はなかったのですが…

10人に1人、ということは10%。
教科書的には3~6%だそうです。ここ最近で状況が変わったのか、研究が進んだのか、はっきりとはわかりませんが平均寿命も残る歯も増える傾向にありますから、歯が生えないあるいは乳歯が残る状態で年齢を重ねていくことは長い目でみると、健全な歯並びを維持して行くことへのリスクといえます。

とはいえ、ではどうするのか⁇という問いかけには、残念ながらスパッと答える術がないのも事実です。私も数は多くないものの、大人になってから乳歯のトラブルを訴えてお越しになられた方の治療経験がありますが、インプラントを用いたり歯を削ったりとやはりケースバイケースの対応となりました。
10%とはいえ悩ましいところです。

ところで、今回は前々回の演者だったS先生が司会デビューの例会でもありました。
司会を担当するものにとって例会は勉強の場ではありません。あくまで私見ですが、司会は単なる議長ではなく、例会に出席する会員の先生方に納得した時間を費してもらうために、議論なり討論なりを充実させる役割を負っています。いわば「座長」。座がしらけるかどうかは座長の力量にかかります。

議論百出そして会議は踊る...のでは、盛り上がっていることにならないのです。あくまでも演題に対して行われる議論の交通整理役として存在する司会なので、内容と方向をうまく「捌く」技術が欠かせません。

その意味で、今回の例会は演題も「捌きにくい」内容だったと思いますが、S先生、初めてにしてはなんとか大過なくこなせたように思えます。一度だけとは言わずこの経験を今後につなげていって欲しいものです。

そんなこんなで前半の包歯研例会はこれで終了。次の例会は9月初旬となります。
あっという間ですね。早いものです。
例会がないとはいえ、矯正のセミナーなどもありますから、8月もしっかり進んで参ります!

むね歯科クリニック院長 歯周病専門医の笹生です。
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暑いですねー
まだ、梅雨明けしてないとはいえ、暑すぎる。九州南部は梅雨明けしたようですが、これで梅雨明けしたならもっと暑くなるのでしょうか...

さて、最近世間を賑わせている話題の一つが、某通信教育会社の顧客情報がだだ漏れして、複数の名簿業者に転売されている、というのがあります。
今日(7/17)のことですが、グループ企業に勤務していた元派遣社員のSEが逮捕されましたね。
元は、通信教育なども手がけるコンピュータソフトでその名を知られるようになった別の会社から送られてきたダイレクトメールが発端だったそうですが、この情報漏洩と名簿転売に始まる一連の騒ぎは、当面落ちつきそうにないですね。

われわれ医療機関は保険情報を含めた究極の個人情報を預からせていただいておりますので、取り扱いそのものについても慎重にしております。私のクリニックのような、いわば零細な企業では、先述の大きな会社と違い、誰でもが情報にアクセスすることが出来ますから、その点についても罰則を伴う規則を設け、抑止力としています。実際のところは、個人の倫理観に頼らざるを得ないのはもどかしいところです。

結構、この情報漏洩問題は、私自身思うところがあります。

ここ最近の出来事ですが、クリニックあてに「患者さんを増やしませんか?」とか「勝ち組歯科医院になる!」といった見出しの怪しげな売り込みファックスが送られてきます(ダイレクトメールではないところがポイントです 発信元を特定させにくいようにということのようです)。

このところ(2~3年くらいですが)この手のファックスが増え続けています。勉強会などでいろいろな先生方とお話をさせていただく機会が多い私ですので、たまにそんな営業ファックスの話題になったときなどは、あちこちから、うるさすぎるくらいだという辟易した声があがりました。ですから、すっかりそんなものだろう...くらいの認識でいたのですが、先日、知り合いの先生のフェイスブックタイムラインに、営業ファックス困ったモンだ!といった内容でプリントアウトされたファックスが何枚か載っていました。なんとそのファックス、まさにクリニックに来ているファックスと同じ内容!!しかもほぼ同時刻に送られているではありませんか!!

こちらの先生とは、卒業大学も研修時期も、交わるところがありません。ただひとつ、インプラントの研究会のみご一緒させていただいておりました。つまり、そのインプラント研究会の会員名簿(会の規模も大きくないので、名簿自体とてもコンパクトなものです)が流出元だということになります。こんな名簿すら、売買対象になっているのかと、ぞっとしました。

どこから、誰が流出させているか、わからないとはいえ、あまり気持ちのいいものではありませんね。

以下は余談です。

名簿流出を強く意識するようになった出来事があります。
大学を卒業した、翌年くらいのことです。当時は、医科歯科大学におりましたので、平日の昼間は大学病院のスタッフとして診療に従事しておりました。当時(いまもですが)は私のいたフロアには50~60台くらいの診療台があり、その一つ一つが稼働していました。そんなに台数が多いのですが、受付にある電話は2台。当然、朝の診療開始から終了時まで、ひっきりなしに鳴っていました。
2年目くらいのころ、やたらと外来受付から電話ですと、呼び出しを受けてました。聞くと、盛岡の高校の関係者で、緊急の要件だからつないでほしい、といってますと。高校の関係者?怪訝な雰囲気満載で、電話に出た私の耳に飛び込んできたのは
「あ、いやー、笹生先生、初めまして。私、XX不動産販売OOといいますが、先生にお勧めの投資用マンションのご案内なんですね-」
妙になれなれしい、その電話。
私の名字の読みは「ささお」でもなければ「ささう」でもありません。「さそう」です。しかし、相手はしっかりその発音をしています。しかも、盛岡の高校の名前まで過たず伝えてきていました。

確実にどこかから、正確な情報が漏れている...あのときほど、戦慄を覚えたことはありませんでした。
逆に言えば、調べようとさえ思えばかなり細かいところまでわかってしまうのか...
情報漏洩ということを身をもって体験した瞬間でした。

まあそんなことがしばらくの間、続きましたから今回の件も、氷山の一角なのだろうという感じもします。ブログに書くために改めて思い返してみましたが、それにしてもやはり気持ちのいいものではありませんね。
むね歯科クリニック院長 歯周病専門医の笹生です。

7月に入りました。
七夕も過ぎてくるとまだ梅雨明けしてないとはいえ
蒸し暑さが増してきています。

7月に入りすぐに、昨年の成果が届きましたー‼
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日本口腔インプラント学会の専修医認定証です。
この先には専門医(さらに先には指導医)資格が待ち構えています。

この合格通知が届いたのは今年の三月中頃です。認定証を受け取るまですっかり忘れていました。
でも...申請したのは確か「認証医」だったはず…
なんと、今回から「認証医」ではなく「専修医」に名称変更になっていました(申請要件など内容や資格は同一なので本当に名称のみ変更でした)。

しかしなぜインプラント学会は「専修医」で、「認定医」ではないのか。。。

思うに私が所属する歯周病学会を始め、多くの学会は「認定医→専門医→指導医」のステップをとります。つまりは認定医でなければ専門医の受験資格はないと言うことです。一方インプラント学会はこのシステムではありません。学識と経験があればいきなり専門医になる事も可能です。このあたり、開業医主導で進んできたインプラント治療らしいともいえますね。

私もいずれインプラント学会の専門医資格の取得を目指しておりますが、歯周病学会に慣れた身としては、学会場の雰囲気一つとってもやはりアウェイ感が拭えず、一つひとつ積み重ねて行く必要があると認識していた事もありまして、登竜門的な専修医の申請から始めました。

プレゼンテーション以外に、その後の論文の提出などもあり、なかなか大変でしたが第一関門を突破し、なんとかカタチになりました。ややもすると自己流に走りがちな面もあったのですが、全体を振り返るきっかけにもなり、いい経験になりました。