むね歯科クリニック 院長 歯周病専門医の笹生です。
12月に入りました。東北や上越地方では大雪のニュースを目にするようになりました。東京はもちろん太平洋側ですから晴れています。
さて、年末を控えたこの時期に、とうとう設置に漕ぎつけたものがあります。
CTつまり、コンピューテッド トモグラフィの略です。
トモグラフィとは、断層撮影(あるいは断層像影)のことで、歯科用CTとはコンピューターでX線撮影された断層像(つまり、輪切り写真)を再構築して画像としてモニター上に映し出す機械のことです。
開業して間もなく10年になりますが、私が開業した当初は、CTなんてとても手の出るシロモノではありませんでした。まさに高嶺の花。それこそ大学病院や高度な専門施設にだけしかありませんでした。しかしここ数年は、廉価になってきたこともあり一気に普及が進んだ感があります。とはいえ私が求める性能を併せ持つとなるとやはりある程度の値段になってしまいます。せっかく導入するならば、中途半端にはしたくないー…まあ誰しもが考えることですが、そんなこんなを考えていて結局二の足を踏み続けて来ました。
そんな状況を大きく変えるきっかけとなったのが、9月に開催されたインプラント学会の協賛企業展示会場で、偶然にもお会いした勉強会の学術担当理事先生。
いわく、価格の割に性能が良くてサービスもしっかりしてるとのこと。色々な先生に勧めてるんだよ、とも。理事先生、まさに営業マン状態ですが、ちなみに彼の病院には導入されてないそうですし、もちろんバックマージンなんかもらうタイプの方でないことは承知しています。
当初は話しだけー…なんて感じでしたが、9月10月と顧問税理士さんと話をしている時に、如何に患者さんの利便性を図るかという話から、CT導入へとトントン拍子に話が進み、11月末の導入に決まりました。
この手の医療機器は、歯科メーカーか大手の医科メーカーが歯の分野まで手を出していることが、多いのですが、インプラント学会の時のご縁もあり価格などとも折り合いのつくところで、こちらのCTになりました。
アイキャットというメーカーのレボルクスという機種です。
アイキャットは阪大歯学部教員の先生が立ち上げたベンチャー企業です。ベンチャーだからでしょうか、取り組みも先進的ですしフットワークも軽く、端的なところユーザーフレンドリーな会社です。
設置に伴い、レントゲン機器の取り扱いが変わりましたから、世田谷区保健所まで変更届の提出に行って来ました。
開業以来ですから実に10年振りに訪れました。
さすがに老朽化して狭くなっているようで、近くに合同庁舎の建設が進んでいました。
これで今年は2月の手術用顕微鏡といい、今回の歯科用CTといい、新規設備の導入の年となりました。より精緻でしっかりした治療の素地が整いつつあります。
私自身も遅れをとらないように、更に研鑽を積んで参ります!