むね歯科クリニック院長 歯周病専門医の笹生です。
とうとう12月になりました。今年もあと4週間と思うとあっという間ですね。
さて、先週末はおやすみをいただき、セミナーへ参加して参りました。
最近のセミナーは、もっぱら歯科用実体顕微鏡を用いたセミナーです。今回は、申込みから約2年。それでもまあ早い方だそうですが、「外科的歯内療法」、普通の治療では落ち着かない歯の根元のトラブルを、悪いところだけ切り取って直しましょう、という内容です。講師は四ッ谷で開業されておられる歯内療法専門医の澤田先生。先月の鈴木真名先生と同じく世界で通用する先生のお一人です。さてこの顕微鏡セミナー、「一般的な治療×歯科用顕微鏡」のセミナーや講演は割とあるのですが、先月や今月の外科主体のセミナーはなかなか開催されません。機材が特殊、準備が大変などいくつか理由はあるのですが、やはり我々受講生側のニーズが高くないからなのでしょうか。顕微鏡は都内こそ高い普及率ですが全国で見ると10%前後の普及率だと聞きます。1割くらいだと、その中で外科的な治療を行う先生はさらに少なくなるでしょうから、やはり一般的なニーズのあるセミナーがどうしても多くなってしまうのでしょう。
顕微鏡を用いるセミナーは、必ずと行っていいほど「イントロダクション〜ベーシックコース」があり、次に「アドバンスコース」が控えます。多くのアドバンスコースはベーシックコースを受講した方に限りますという但し書きがあり、こちらのコースも以前に受講歴がなければ受付してもらえません。今回もホームページ上で公表されるのを待ち構えてすかさず申し込みました。
土曜はほとんど実習。
合間に講義が入ります。日曜は実際に澤田先生がオフィスで治療(手術)されるのを見学(ライブオペ)し、合間に講義を受けます。事前に準備していただいた模型や歯を使いながら実際に顕微鏡を見つつ実習をします。外はのどかな陽気ですが、私達は研修室のなかで拡大視野の世界に没頭します。そして初日終了後は懇親会。
もちろん話題のほとんどは歯談義です。それでも全国各地から受講生が集まりますので、其処此処で全国各地のご当地ネタで盛り上がります。
合間に講義が入ります。日曜は実際に澤田先生がオフィスで治療(手術)されるのを見学(ライブオペ)し、合間に講義を受けます。事前に準備していただいた模型や歯を使いながら実際に顕微鏡を見つつ実習をします。外はのどかな陽気ですが、私達は研修室のなかで拡大視野の世界に没頭します。そして初日終了後は懇親会。
もちろん話題のほとんどは歯談義です。それでも全国各地から受講生が集まりますので、其処此処で全国各地のご当地ネタで盛り上がります。
当時、患者様に澤田デンタルオフィスをご紹介する際は、地図を示してあたかも何度も行っているかのように、お伝えしたのですが、実は初めてでした。
さて、そこで行なわれるのは、ライブオペ。実際の患者様の手術の一部始終を受講生(= ギャラリー)に見せるというものです。普段の姿勢や動きがすべて見えてしまうので、ひとくちにライブと言っても簡単ではありません。しかも今回は、顕微鏡下での手術ですから澤田先生が目にしている画像をそのまま見る事が出来るのです。
上達するためには、上手なワザをマネするのが鉄則だと思っている私にとって、ライブオペは大きな楽しみでした。前日まで、得難い初体験だ…と信じて疑わなかったのですが、四ッ谷に向かう電車の途中で、ハッとしました。
今を去る事、4年前の秋に行きました、千葉に。
学会認定のインプラント講習会に付属したインプラント手術見学でした。学会規則では手術見学が必須ということで午前午後とライブオペの見学をしていました。とにかく遠方だったので、大変だったのをハタと思い出して、苦笑いしながら現地に到着。2度目のライブオペ見学へと臨みました。
さてそのライブオペについての詳細は控えますが、予想通りやはり圧巻。特にサポートするスタッフの動きが素晴らしく、統率のとれた動きを見せてくれました。ライブオペは頻回にこなしているのでしょうが、彼らスタッフの中では私達受講生は、完全にカボチャかジャガイモの置物と化していました。
しかし、何よりも私が感心したのは術前術後の澤田先生の行動でした。オペが上手なのは、それは当然としても、説明に始まり説明に終わる、その徹底する姿勢を目撃できた事はやはり見学して良かったと心底思わせるものでした。昨年秋に見学に伺った、中央林間の寺内先生の治療前後の対応と同じく、目を見張るものがありました。
達人の域にくると、姿勢も同じようになるのでしょうね。
ところでこの土日は、私が所属していた包括歯科医療研究会(包歯研)の忘年会兼、終日の年末発表会があり、また、いつも指導いただいている、宮下先生が率いる複数の矯正勉強会が集まり、年末合同発表会と忘年会もあるという三つ巴状態でした。
セミナーのおさらいと、オペについての質疑応答を終えて、修了証をいただきます。
年間を通してセミナーなどに出ていると往々にして、このように出席をしたくなるような会が重なる時が複数回出てきます。だいたいが連休や学会などを避けた月初月末などにあたる事が多いようです。今回も図らずもそんな日に当たってしまった訳で、分身の術でも使えればいいのですが、実際のところ後ろ髪を引かれる思いでした。日程の都合上止むを得ないのですが、特に今回は得るものが多かったのがせめてもの救いでした。
























