超人バロム1 レプリカマスク 1997年製作 | 特撮PROP COLLECTION

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特撮ヒーローのマスクや小道具などについて呟いて行きます。

1970年放映の「超人バロム1」のレプリカマスクです。

放映からもう既に46年の月日が流れたということですね。

1997年の製作なので、放映から27年経過した頃に作ったマスクです。

20年近く前から、地下ではこういったマスクが流通していた事になります。

 

 

元々は以前のプログに出て来た " せえらあや " に転がっていた物です。

それをお借りしたですが、ちょっとエッジが立ち過ぎています。

お借りする前に、他の人の手に渡っていて、その方が手を加えたらしいのです。

ショップにあった時にはもう少し当時感が残っていました。

 

 

大元のデザインは「さいとうたかお氏」ですが、

やはり漫画畑の方のデザインは独特で、三次元にした時の面白さがあります。

エキスプロの三上陸夫さんのセンスを感じます(^_^)

元々が「超人」で無く「鳥人」だったので鳥がモチーフとなっています。

両耳が鳥の羽になっているので、分かり易いですね。

下顎の部分はラテックス製の為現存しておらず、たいてい作り起こしです。

 

 

横から見ても鳥っぽいですね。

口の部分が明らかにクチバシをイメージしています。

 

 

後側は後頭部部分がありません。

ディスプレイ仕様なので、特に作るつもりが無かったのです。

このマスクには、エキス仕上げの天竺木綿張りをしてあります。

当時もこうだったかは、現物を見ていないので分かりません(^o^;)

 

 

頭頂部はこんな感じ。

バロム1は、水色の上からパールを吹いて仕上げてあります。

この頃のT映ヒーローはだいたいパールを吹いていたように思います。

今はだいぶ流通してしまって、現在では特に珍しくないマスクです。

有頂天のガレージキットや、海外製も出回っています。

 

ラテックス製のマスクも現存すると聞いた事がありますが、

メディアに登場したことは有りませんね (^_^;)

 

今回は、バロム1のレプリカマスクでした。