このタイトルでピンと来た方はかなり "通" です。
ギャラリー&カフェ・アーティスト
" Gallary & Cafe Artist"
名前の通り喫茶店です
正確な年は忘れましたが、
多分1997年頃にオープンしたと思います。
東京都 練馬区 大泉学園にありました。
現在は閉店してしまっています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/15/munchen-pokute/92/3c/j/t02200461_0629131913073537574.jpg?caw=800)
この頃、自分とアメリカ帰りのOW田氏は
ワンフェスやスーパーフェスティバル等に
"DEAD OR ALIVE" という名前でブースを出していました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/15/munchen-pokute/48/de/j/t02200148_0800053713073537573.jpg?caw=800)
海外物がメインで、まだ日本に輸入されていなかった
"プレデターマスク"や "バットラング"、
"ストームトルーパーのブラスター"
"ジャッジドレッドのロウギバーセット"
などを出していました。
そのブースに何度か来てくれたのが縁で、
M藤さんご夫婦と知り合いになりました。
M藤さんの旦那さんがムービープロップのコレクターで、
その当時かなりの量を買い集めていました。
実家がお医者さんで、経済的にも恵まれていたからだと思います。
そのM藤さんご夫婦が、大泉学園に
「ムービープロップを見ながら、コーヒーが飲める店」を
目指してオープンしました。
本当に"PROP"(小道具)がメインのため、
マニアには受けがいいのですが
一般の方には物足りない感じがしていました。
基本の展示物は"衣装"が多いので、
生彩に欠ける展示物が多かったのです。
ムービーファンであれば、かなり楽しめる展示物ではありました。
まあ、一般人にはもっと分かりやすい展示物の方が
よかったでしょうね。
自分には言えないようなものも持っていたらしいのですが、
色々と理由があって、展示出来ないようでした。
そういういきさつから、公開して良いプロップ系をこの
ギャラリー&カフェ・アーティストに展示する事になりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/15/munchen-pokute/11/93/j/t02200142_0652042113073537572.jpg?caw=800)
画像はギャラリー&カフェ・アーティストとしてSUPER FESTIVALに
展示した時の様子です。
ダースベイダーやタイファイター、AT-ATパイロットなど
色々な物を知り合いから借りて展示しました。
かなり評判が良かったと思います。
多分、この展示のお礼だったと思いますが
イエローオウルを貸して頂きました。
当然、「型取りしても良いよ。」という意味だったのですが、
あまり興味が無かったので、資料用に写真を撮って
そのままお返ししました。
このM藤夫妻は当時幼いお子さんがおりまして、
東映の撮影所に良く出入りしていました。
確かディレクターかプロデューサーが知り合いとかで、
こっそりマスク等の小物を頂いていたようです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/16/munchen-pokute/95/b6/j/t02200292_0800106113073573094.jpg?caw=800)
イエローオウル アクション用。
マスクを止めるパチンが一段下にあります。
撮影時にはこの部分に黄色いガムテープを貼って目立たなくしていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/16/munchen-pokute/8e/09/j/t02200185_0800067313073573095.jpg?caw=800)
アトラク用とは分割ラインが違っているのが確認出来ます。
翼の部分のモールドを避けて、分割されています。
写真では分かりにくいですが、下のアトラク用と比べると
分かりやすいです。
翼のデザインのモールドも一段下がっています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140922/13/munchen-pokute/b2/27/j/t02200293_0240032013074582104.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/16/munchen-pokute/7e/00/j/t02200147_0800053313073573093.jpg?caw=800)
内装もプロが作った物は良く出来ています。
こんな事もありました。(・_・;)
ある日突然、
「今、店にジャンパーソンの撮影用があるけど見に来る!?」
と言われたので、すぐカメラを持って馳せ参じました。
ジャンパーソン自体は、OW田さんのツテで撮影用のプロップを
当時借りる事が出来ていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/16/munchen-pokute/fc/22/j/t02200282_0800102613073591436.jpg?caw=800)
カースタント用のマスクで、見た目はアトラク用とさして変わりません。
しかし、ゴーグル部分が紗幕になっているのと、頭頂部が蝶番留め
になっていて、ズレ防止の爪も一切付いていない代物でした。
材質も柔らかいFRPを使っていて、一瞬レプリカかと思わせる
マスクです。
当時スタッフの間からも「ニセモノでは?」という意見が出て、
レインボーに確認を入れたと言う曰く付きのマスクです。
そして、こちらはまさしく撮影用。
ほとんど公開される事の無い写真なので、貴重だと思います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/16/munchen-pokute/f2/0e/j/t02200147_0800053313073590629.jpg?caw=800)
あまり間近で見る事の無い"ジャンパーソン"の撮影用。
店内で写真のみ撮らせていただきました。
アトラク用は一体整形ですが、撮影用はバイザーが外れるものも
当然あります。こちらは着脱可能です。
最終回近くのプロップで、バイザーが破損しているような造型になってます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/16/munchen-pokute/b1/6f/j/t02200147_0800053313073590628.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/16/munchen-pokute/9e/f5/j/t02200181_0800065713073590630.jpg?caw=800)
分割もアトラク用とは全く違っています。
耳のパーツはマスク前部に付いていて、後頭部のみ外れる仕組みに
なっています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/16/munchen-pokute/72/00/j/t02200264_0800096013073591437.jpg?caw=800)
バイザーを外すとちょっとファニーフェィス(^_^;)
ちょっと間抜けな印象も受けます。
特に興味のあるヒーローでは無いですが、プロップとなると
やはり別の意味で希少性を感じます。
目が外れるようになっていて、アクション時は黄色い布を
貼っていたと思われます。
通常の覗き穴は、目の上の細いスリットです。
アトラク用のマスクが欲しく無くなる瞬間ですね。