北山駅を降りて、道なりに西北に歩いていきます。
この辺りは、京野菜の生産地です。
しばらく歩くと、丸山がすぐ近くに見えてきます。
角を曲がると、瑞雲庵。
毎年、初夏に楽しみなアート展。 今年のテーマは、メタモルフォーゼ。
玄関を入ると、ふわふわコットン生地が、広がります。 フランスで制作を続ける、古市牧子の布。
床の間には、即興的な水彩画。
人物のようにも、顔のようにも見える、向こう側から来たような存在。
中庭の戸にも、立てかけられています。
奥の深い、京町家。 ここは、受付として改築されています。
畳に沿って、奥に進みましょう。
金魚とフナの関係性を問う、生物学者の石橋友也のプレゼン。
金魚解放運動って、これも、アート?
隣の部屋では、入江早耶がこだわる「ダスト」の作品が、すき間を埋めます。
掛軸の摩利支天が、消しゴムカスと樹脂なんです。
木土偶地蔵が、原始的な中に、現代的な転生(メタモルフォーゼ)を見せています。 (続く)