「月に行く30の方法」との総合テーマの、恵比寿映像祭の続きです。 次は、3階へ。
金仁淑のビデオインスタレーションが、ぎっしりと。 韓国に里帰りしたときの、家族の記録です。
こちらは、前回のアーカイブで、同じテーマでの故郷の思い出。
荒木悠の、グリルの記録。 ウォーホルを思わせる連続写真が、どこかユーモラス。
また、アーカイブ。 白黒のドキュメンタリーが、現実を見つめている。
では、地下1階へ。 ここは、想像力で飛躍する、未来への旅のスタート地点だとか。
青木陵子と伊藤存のコラボによる、インスタレーションです。
数学者の岡潔にインスピレーションを得た映像が、闇に浮かび上がる。
それは、こどもの感性に着目した「9歳までの境地」。
テクノロジーを駆使しながらの、独特の表現が絵本のよう。
おや、月の表と裏。 目の前に、行きたい月がありました。
奥に進むと、私設美術館「フェンバーガーハウス」の再現。 「Listen to the City」の資料の展示も。
更に奥には、土屋信子の「月へ行く30の方法」。 ついに、テーマにたどり着きました。
月と言うより、別の惑星に降り立った気分。 聞えない音に、じっと耳を澄ませます。
戻ると、ロジャー・マクドナルドの写真群。
曼陀羅のような世界の、閉じ込められた謎。
今回は、いつも以上に、イベントが盛りだくさん。 天気が心配ですが、18日まで続きます。
ふらいみー、とぅーざ、むーん。