四条烏丸のdddギャラリーです。
ただ今、カナダと日本の、現代版画ドキュメントが開催中です。
テクノロジーと伝統的技法による表現の拡大を通して、多様性と成熟を共有してきた両国の、野心的作家とは。
入り口に、ちょこんと木村秀樹の作品。 ダイスがモチーフの、おもしろ造形。
続いて、デレク・ペサントの「湾曲」。 日常品を崩した、モノクロの世界。
これは、期待できそうです。
傘かイソギンチャクか。 清野耕一の「変異体:生と死の界面」でした。
ウィリアム・ラングの小品は、葉っぱなどの脈が、歩くようにつながっている。
同じ作家による、網目の向こうから聞こえてくる夢。
おおーん、平面から押し寄せてくる粘り。 吉岡俊尚の作品です。
同じく、「可塑性のある情景・理解」。 そこにある、可塑性とは。
また、デレク・ペサント。 今度は、大画面で。
ウォルター・ジュールの枯れた世界。 「初雪」に、隠された熱がある。
わあ、こりゃ、どこから湧いてきたん。 アレクサンドラー・ヘイセカーの「集合」にびっくり。
ずーんと沈んだ、金光男の世界。 君は、「family」を見たか。
出口に、とにかく落ちていくビデオインスタレーション。 ああ。
うーん、版画ですか。 それはともかく、空間に納まりきらない、膨らみを感じた展示でした。