東京の白金台での会合の前に、東京都庭園美術館に行ってみました。
昭和8年竣工の、旧・朝香宮邸。 内部の壁面に描かれた庭園風景が、自然を感じる邸宅です。
昔は、庭で鶴や孔雀が、放し飼いにされとったらしいで。 もちろん、うちらもな(ほんまかいな)。
ただ今、「装飾の庭」とのテーマで、「アール・デコと庭園芸術」との企画が開催中でした。
入り口の様子。 フランス人のアンリ・ラパンが手掛けた、装飾画が拝見できます。
大客室の大胆な造形が、庭からの光に合う。
暖炉の横に、ちょっと抽象っぽい装飾。
お洒落な食堂に、素焼きの磁器。
時を経た壁面の装飾画に、温もりを感じます。
2階に行ってみましょう。
20世紀初頭の、ジョルジュ・バルビエのポスターが活き活き。
おおこれ、ルネ・ラリックのオランの花瓶や、金魚の平鉢。 この端正美が好きなんです。
こんな部屋で、テレワークをしてみたい。
白黒の市松模様がシックな、通路を進みます。
バスルームは、ちゃんと使えてたんでしょうか。 (余計なお世話や)(続きます)