京都の祭りの継承への取組 | 宗方玲・詩人が語る京都と歌舞伎

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河原町五条の、ひと・まち交流館にやってきました。

 

「地・結・継・祭」と題して、京都各地の祭りを継承するための、保存会の取組を紹介するイベントです。

 

オープニングで、はねず踊り保存会による、はねず踊りの演舞がありました。

小野小町ゆかりの随心院から、紅梅の色にちなんで、小町と深草少将の悲恋を、わらべ唄で踊ります。

 

小学生たちの、可憐で優雅な舞が気持ちいい。

 

次は、先日も拝見した、嵯峨大念佛狂言の紹介です。

 

実際の様子は、会場の外のビデオで拝見しましょう。

 

そうして、八瀬郷土文化保存会による、八瀬赦免地踊の映像と解説です。

後醍醐天皇の御綸旨を賜り、徳川家宣に追認されたことから、赦免の地と公認されてきた八瀬。

 

切り子燈籠を頭に乗せた少年たちや踊り子たちが、八瀬天満宮に踊りを奉納します。 この厳かさ。

 

このあとは、主催者による各地域連携の試みで、各保存会による、ディスカッションがありました。

内容は、活動の苦労、地域との関わり、人材育成、伝統を未来に繋ぐ挑戦など。 

 

楽しみながらも、未来に向けて考えさせられた、イベントでした。