11月の歌舞伎座では、吉例顔見世大歌舞伎が開催中です。
「蜘蛛の絲宿直噺」では、猿之助が五変化を見せてくれます。
「蜘蛛絲梓弦」と似ていますが、金時と貞光の女房が出るのが特徴。
8月、9月に続いて、11月も出演の、猿之助。
すっかり、歌舞伎座の顔になりつつあります。
さて、12月の公演が、もう公開されています。
玉三郎の「日本振袖始」、中車と七之助の「星野屋」再演、愛之助と松也の四変化など。
いい演目が揃いましたが、「傾城反魂香」にはびっくり。
又平の勘九郎、おとくの猿之助に、なんと團子が雅楽之助。
正月の「連獅子」に続いて、猿之助の澤瀉屋英才教育が、着々と進んでいるようです。
11月には、駿河次郎を務める團子。どんな若々しい注進を見せてくれるのか、楽しみですね。