ゆるい80年代前半 「 見栄講座 」 ④  海外旅行編 | オババブログ(名古屋のおばちゃん50代ですが何か)

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金爆ダルビッシュの「オバマブログ」に対抗して「オババブログ」始めます。
音楽とおばちゃんの昔話をぐだぐだと。  




        シリーズで書かせて頂いております

        1983年に出版されました 「 見栄講座 」 

        今回は 海外旅行編 です。



        



        まずは ブーアスティン の

        「 旅行は自分の身体を動かすスポーツから、見るスポーツへと変化した。

          旅行者の没落観光客の台頭 である。
      
          旅行者は 能動的 であって、冒険と探検を常に捜し求めている。

          観光客は 受け身 であって、おもしろいことが起こるのを待っている。 」

        という言葉を引用して、観光客と旅行者の違いをイラストにしています。




        




        この観光客は、80年代初期にはもう絶滅していますよね。

        どう見ても70年代初期くらい、デパートに家族で行くときも

        一張羅のスーツを着ていた時代のような。

        大体、航空会社支給のバッグ ってツルが付いたようなやつでしょ ^^

              ↓

        




        首からカメラをぶら下げているのは、日本人観光客の特徴でした。

        チップの 5円玉 も、海外では 穴の開いた硬貨 が珍しいと言われていたのは

        70年代でしょう。

        この本が出版された83年頃は、インドネシアなどでは 100円ライター を持っていけば

        それがお土産になると言われておりまして

        ちょうどその頃行ったバリ島で、知り合った現地の人に渡したところ

        確かに喜ばれました。

        今では5円玉も100円ライターも、昭和あるある の1つでしょう。

        恥ずかしながら、サムソナイトのスーツケース は持っておりました。




        次は帰国の様子ですが、これも時代を感じます。





        




        1983年 ですと、私のブロ友さんの多くは20歳前後でしょう。

        オヤジ様達は ビニ本 に夢中だったのではないでしょうか ^^

        過去記事で、高校生だった私の弟がHな本をベッドの下に隠しておいたところ

        母がキレイに整頓していたことを書きました ^^

        http://ameblo.jp/mun166/entry-11588644100.html

        自分も息子に同じことをやってやろうと楽しみにしていたのに

        今では ネット でそんなものはどれだけでも見られるので

        息子のベッドの下を掃除したときには何一つ出てこなくて

        がっかりしたことも書きました。

        この頃は、より刺激的なものを求めて ^^

        手荷物チェックがあるにも係わらず、頑張って持ち込もうとする人がいたのですね。

        今では考えられないことです。

        ちなみに、私がハワイに行った帰りの空港の手荷物チェックで

        私のすぐ前の、20 ~ 30代の男性が本を取り上げられて

        別室 に連れて行かれました。

        非常に焦っていらっしゃったことを記憶しております ^^




        このハワイに行ったときは、5日間 くらいだったと思いますが

        確か交通費・宿泊費だけで 40万 くらいかかりました。

        JTBのごく一般的なツアーです。( 現地ではずっと自由行動 )

        今、H.I.S.とかだと 7万 なんてツアーもあるようですね。

        若い頃、今くらいの値段で海外旅行に行けていたら

        もっと色々なところに出かけていたのになぁと

        今の若い人達が羨ましくてたまりません。