霧積温泉 金湯館 | 日々これ台湾

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安中市にある秘湯の霧積温泉 金湯館に泊まってきた。一軒宿。

国有林の中にあるため、宿泊者のための駐車場からは宿のマイクロバスで送迎してもらう。
許可車しか通行出来ない林道はガードレールがないでこぼこの道だった。





山菜の天ぷらと鮎等。具たくさんの豚汁美味しかった。


朝のお散歩でたっぷり森林浴。


霧積温泉は森村誠一が、「人間の証明」を執筆するきっかけになったところ。
大学三年生(昭和28年)の終わり頃、霧積温泉から浅間高原の方に歩いていた際に、宿が作ってくれたおにぎり弁当を食べようと包紙を広げた。
小説で引用された「母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?」という「麦わら帽子の詩」を目にし、感動し、冷えきった身体を心の底から温めてもらう体験をする

ちなみに西條八十という明治時代の詩人の作品。
何年間も心にしまってあった感動を元に
昭和50年に角川文庫の人と取材に来て、「人間の証明」を書き上げたようだ。



宿の看板犬のリッチ君が、お出迎えしてくれる。


金湯館の帰りにめがね橋に寄ることにした。
途中、ダム湖がある。ダムの水位は低めで地肌が出ていた。

霧積湖



碓氷湖


めがね橋


赤煉瓦が緑に映える。

明治時代に建てられた鉄道橋。鉄道が廃線になり、撤去されそうになったが、存続運動が起き、撤去は免れた。平成13年、遊歩道として整備され、めがね橋の上は歩けるようになった。橋の両端にはトンネルもある。


三重県から来てたラッキー君に夫の目の前で襲われそうになった。私のことがタイプだったみたい。


お昼は高崎市の「かめや」という食事処で食べる。

壁に大きな亀

群馬県はソースカツ丼がおいしい。夫の実家の前橋市内でも、その辺の蕎麦屋さんでおいしいソースカツ丼が食べることができる。