産後うつと、そこからの回復②
前回からの続きです。引き続き、メンタル系の話題が大丈夫な方のみ自己責任でお進みください。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓その日私はいつものように薄暗い部屋で、無表情で義務的に子供の世話をしていました。世話をしている途中で偶然、子供と視線が合いました。そうしたら子供はニコッと私に笑いかけてくれたのです。私は驚きました。え、、、私が固まっていると、子供はじっとこちらを心配そうに見つめ、そしてまたニコッと笑ってくれました。まるで、「ママ、大丈夫だよ。」と言ってくれているようでした。それを見て私は思わず涙をこぼし、そしてひとしきり泣いた後、笑うことができました。ものすごく久し振りに、私は自然に笑うことができたのでした。それから、私は気分が急激に回復していきました。まだ外出は難しかったのですが、延期していたお宮参りと、生後100日頃にやるというお食い初めを同日にやりたいと思うようになりました。夫に相談すると、いいねやろうと言ってくれました。私は早速ネットで色々調べ、それから近所の神社やレストランに電話して、予約を取ったり、料理を相談したりしました。そして迎えた当日。両親、義両親も来てくれ、皆で子供の成長を祈り、そして祝いました。ああ私は幸せだと思いました。子供がいて、夫がいて、両親がいて、義両親がいる。子供はかわいいし、順調に育っている。夫は優しいし、子供の世話もしてくれるし、T大卒&MBAで一千数百万の年収がある。両親と義両親は私達を見守り、応援してくれている。私には育休が明ければ正社員として戻れる職場もある。本当に幸せ。一体なんであんな落ち込んでいたのか。どうかしていたとしか思えない。そう考えることができるまでに回復していました。産後うつは、出産前後でのホルモンの急激な変化、赤ちゃんのお世話による寝不足、疲労、ストレス、不安などなど、色々な要因で起こるようです(私は専門家ではありませんので、不確かな情報です。)。私は診断を受けたわけではありませんが、おそらく産後うつになってしまっていたのでしょう。今から考えれば、ほんとあの頃はどうかしていたと思います。出産と、生まれたばかりの子供の世話で、キャパオーバーになって混乱していたのかもしれません。しかしそんな「どうかしている状態」から私を救ってくれたのは、他でもない生まれたばかりの我が子でした。「負うた子に教えられる」ということわざがあると思います。自分よりも未熟な者に教えられることもあるという意味ですが、私は「負うた子」どころか寝返りすらできない生後数か月の子供に助けられました。子供って本当にすごいですね。一人では決して生きていけない弱い存在なのに、大人を救えるほどの力があるなんて、全く知りませんでした。そんなわけで私は生後100日を過ぎるころにはほぼ回復し、その後の職場復帰により完全に回復しました。働き始めた後は、子供と離れて仕事に集中する時間ができたことで、メンタルは妊娠前とほぼ同じ状態になったと思います。今、子供はすくすくと育っています。私は子育てと仕事の両方にやりがいを見出し、楽しく生きています。あの時、早まらなくてよかったと心から思っています。