あなたの人生を生き辛く複雑に難しくする可哀そうな私でいるメリット | 目覚めるための心のlesson

目覚めるための心のlesson

あなたの頭の中で巻き起こっている不安も批判も
「自分は間違ってない」と主張している思考もすべてが
「本当のあなた」とは何の関係もないとしたら。。。。

 

 

 

成長し大人になってから

思い通りに生きられるかどうかは

脳の成長、発達次第です。

 

脳科学的にいうと

脳には進化の過程で

古い爬虫類脳、動物脳と呼ばれる脳幹、大脳辺縁系と

人間脳である前頭葉・新皮質という部分があります。

 

脳幹は生存本能、恒常性をつかさどり

大脳辺縁系は

恐れや快楽による歓びなどの感情をつかさどる脳の部分、

 

前頭葉・新皮質という部分は12-3才くらいから発達が始まり

25才から30歳くらいに成熟すると言われる知識、理解、経験を蓄積し

学習や仕事に使われる大人の脳です。

 

 

 

多くの人は

自分の脳は 大人になると

小さな体が大きくなるように

勝手に大人の脳になる、と思っていますが

残念ですが そのようなことは起こりません。

 

 

思い通りに生きられないのは

たいていの人が主に使っているのが

恐れや怒り、悲しみ、あるいは、快楽などによる感情や衝動に

強く支配される動物脳と言われる大脳辺縁系の

古い子供の脳が優位のままだからといえます。

 

 

つまり

大人になって人生に苦しみや困難をもたらすのは

世話をしてもらうのが当たり前だった時に

世話を引き出す時にうまくいったやり方を

正しいと信じている古い脳を

大人の脳(問題解決脳)に成長させること、ができれば

人は誰でも 自然と生まれ持った能力を発揮し 

効率がよくなり消耗が減り 健康になり

成長に必要な試練がその都度与えられ

課題を解決するにつれ達成感を感じられ・・・人生が充実します。

 

 

 

人生を生きづらく難しく複雑にする子供脳を

大人脳に成長させるには

子どもの頃の出来事にそのカギがあります。

 

 

 

ある人が

入社したての頃から職場で孤立し

浮いている気がする、といいます。

 

 

 

入社したばかりのころで

がらっと雰囲気が変わったことに気が付いたことが

ありませんでしたか?

 

 

そういえば・・・・・

周りの人は

「お金が欲しくて働いてる」といったけど

私は

「私はお金のために働いているわけじゃない」と言ってから・・・・

 

周りの人たちが急によそよそしくなった気が・・・・・

 

 

どうやら

お金のために働いているわけじゃない、と言ったことが

仲間外れにされるきっかけになっているようです。

 

 

「仲間外れ」という言葉から

 

小学5年生の頃

仲の良いグループで 

一人をのけ者にしたことを思い出し

次に

小学2年生の時には 

自分が除け者にされていました。

 

 

こうして

のけ者にしたり

のけ者にされた記憶を次々に思い出す中で

印象深い記憶を思い出しました。

 

 

両親は仕事で帰りが遅いので 同居してる祖父母が

二人の兄と自分の世話をしてくれていました。

 

小学4年生のある日の夕方

物干しに 自分の洗濯物だけ取り残されていました。

私のだけ 取り込んでもらえず 

その次の日も

その洗濯物がそのままだったのを見て

「私のだけ 放っておかれたんだ」と思い

自分で取り込みました。

 

 

脳は滅多にないことを鮮やかに記憶する。

 

 

祖母は

【いつも 兄と私を差別していました。】

いつも

【お母さんの悪口を言っていました。】

 

 

 

何と言ってましたか?

 

 

子どもがいるのにお金のために働いて!

子どもがいるのに 遅くまで仕事して!

と いつもお母さんを悪くいってました。

 

 

あなたが会社で

「お金のために働いてるわけじゃない」と

言ったことと関係がありそうですね・・・・

 

 


・・・・・

あ!、

お母さんが 毎日仕事してることに腹を立てて

お母さんへの不満を言っていたのは私です。

寂しかったんです。

それを聞いてたおばあちゃんは

こんな小さな子供がいるのにお金のために働いて

お母さんはひどいね。

こんな小さな子供がいるのにこんな遅くまで仕事して!って

・・・・・・

私の気持ちを代弁してくれていたんです!!

 

だから

私がお母さんを

嫌いになったり腹を立てることもしなくて済んで

お母さんに寂しいと

わがままを言って困らせたりしなくて済んでました!!

 

 

おばあちゃんは いつも

ご飯を食べさせてくれ、洗濯もきれいにしてくれ

沢山世話をしてくれていました。。。

「大きくなったんだから自分で自分の洗濯ものくらいしまいなさい」と

言われてたのに いうことを聞いていませんでした。

 

 

お母さんは

たまの休みでもいつも忙しくしていて

私の話を聞いてくれません。

でも 

私が

おばあちゃんがお母さんの悪口を言ってた、というと

熱心に話を聞いてくれ

酷い目に遭ってるというと 同情して優しくされたので

 

お母さんの気を引きたくてやさしくされたくて

おばあちゃんに酷い目に遭わせられた・・

私の分だけ洗濯物をほったらかしにされた・・・って

大げさに言ってました・・・・

 

そしたらそのうち

お母さんに話を聞いて欲しくなると

おばあちゃんの悪口ばかり大げさに

言うようになっていました。。。。

 

 

あ・・・・友達にも

私の話を聞いて欲しくて

あっちの人にこっちの悪口を言い

こっちの人にあっちの悪口を言ってます!!

だから 誰にも信頼されず友達がすぐに

私から離れて行ったんだ!!

 

 

 

今では

・・お父さんもおばあちゃんを無視しています・・・・

私がおばあちゃんが除け者になるようにしてた・・・

 

 

 

今、おばあちゃんに何と言いたいですか?

 

 

おばあちゃんは

私が寂しそうにしてる気持ちをわかってくれて

慰めてくれてました。。。

反抗して悪態をついて本当に酷いことを言いました。

なのに

私をずっと変わらず大事にしてくれてた、のに

自分が寂しくてお母さんに腹を立てなくてすんでた、のに

おばあちゃんが受け止めてくれた、のに

 

お母さんの気を引くために

悪者に仕立てて利用して

家族からのけ者になるように仕向けるなんて酷いことをして

おばあちゃん、本当に ごめんなさい・・・・・

そして 

本当に、ありがとう。。。。おばあちゃん・・・・

 

 

・・・・・・ずっと、ずっと

私は、こうして お祖母ちゃんに謝りたかった気がします。。。

 

 

 

 

小さな子どもにとって

お母さんが一番大事な人です。

仕事で忙しいのはわかるけれど

寂しい気持ちは変わりません。

たまのお休みに お母さんの留守に

~~のようなひどい目に遭ったんだよ!と

聞かされた親は 子供を不憫に思い可哀相に思い

抱きしめたりもするでしょう。

 

 

こうして

寂しさに耐え、家族みんなで助け合うことを楽しめるように

努力することで自他ともに幸福になるよりも

「可哀そうな自分でいる」ほうが

 

何も努力せず(成長せず)に

簡単に楽に欲しいものが手に入る

母親に優しくされる(幸せになる)メリットになるために

 

【可哀相じゃない私】になるわけにいかなくなり

 

可哀相な私を証明する記憶ばかりが鮮やかにクローズアップされ

幸せの情報が記憶から削除されます。

 

 

お母さんの同情を引くための嘘が

おばあちゃんを仲間外れにしました。

今職場の同僚たちから仲間外れにされてるのを

感じています。

 

 

そして

お父さんというおばあちゃんの子供が

おばあちゃんというお父さんの母親との関係を悪くしたことで

いずれ 自分自身が子どもとの関係を

悪くしてしまうことにもなりかねませんでした。

 

 

 

今現在の現実は 過去の思考の答え合わせです。

あなたの現実とは 

あなたが過去に考えていたこと、したことが

まったく同じように現れているだけなのです。