自分の全てを活かしましょう  | 目覚めるための心のlesson

目覚めるための心のlesson

あなたの頭の中で巻き起こっている不安も批判も
「自分は間違ってない」と主張している思考もすべてが
「本当のあなた」とは何の関係もないとしたら。。。。


誰かに対して、何かに対して
あるいは 子供に対して
つい怒ってしまう、腹が立ってしまうときというのは 
自分の問題と向き合う貴重なタイミングです。 


嫌いだから!や 合わないから!と、
自分の感情の意味するところに向き合わずに
本当の自分の事情に蓋をし
目の前の嫌いな人と関係を断つことは簡単な事です。
ですが
自分の心の成長を考えると
本当にもったいないことだと思います。


その時に取る行動、反応のきっかけについて
怒りや恐れ 衝動 苦悩が 伴っているかどうかを観察し
検証することで 自分自身の課題に気づくことができます。


人は 例え 夫婦や親子でも 一人ひとり物事の捉え方や
世界の見え方、感じ方が違う存在です。
ということは 同時に何かの刺激を受けたとしても
それぞれが違うことを感じる存在なのです。


「コップの水」のたとえ話を聞いたことが あると思いますが
半分だけお水の入っているコップを見たとき
「まだ半分ある」 と感じる人。
「もう半分しかない」 と感じる人。
このどちらかだけが 正しいとか 間違っているということはありません。


感じた内容を吟味することで 
自由になれるとしたらどうでしょう。


例えば
誰かが思ったとおりのことを言っているのを見たときに
「あー!あんなこと言って!」と感じたり
「わー!常識がない!」と感じたり
「とてもじゃないけど、そこまで言えない・・・」と感じたり
「あんなふうに言えて羨ましい・・」と感じたり。。。


それぞれの感じ方がありますが
「えー!~と言ってはいけないのに」 と感じる人の場合
「~と言ってはいけない」というルールを決めているということが
よくあります。


つまり 「苦手と感じる人や嫌な感じがする人」は 
あなたのルールを破る人
ということですから 「許せない」となっています。


では質問ですが 
「あなたが そのルールを破ると どんな怖いことが起こる気がしますか?」


だって、子供の頃に「人に嫌われるでしょ!」と言われたから
嫌われるかもしれない。。。だから「怖い」であったり


だって、聴いてる人たちに「なんてひどい人だ」と 思われるかもしれない
だから「怖い」。。。。。だけど


【思ったことを自由に表現できて】 羨ましい!! があったりします。


苦手な人や嫌いな人というのは
殆どが 子供の自分がそれをしたときに禁止されたり 叱られたりした
やりたかったけれどやらないと決めたことを やってる人であることが多く
あります。


「いえいえ!私は全然そんなことやりたくない!」という方。
騙されたと思って
一度 嫌いな人の嫌いなところを 自分でやってみるといいでしょう。



だって、子供の頃に
〇〇をすると「人に笑われるでしょ!」と言われたから
 笑われるかもしれない。。。だから「怖い」であったり

だって、聴いてる人たちに「なんてひどい人だ」と 
思われるかもしれない。。。だから「怖い」。。。。。


~をすると ~になるかもしれない。。。。と
想像・妄想することで
自分で自分を 怖がらせているだけのこと。


問題が自分の外にあると思い込んでいる間は、
仕方がないと逃げて自分をごまかすか、
どうしようもないと嘆いたり
どうにかしようとコントロール(支配と服従)する世界に
はまりこんでしまいます。


結果として、
苦しい状況から逃げ出すしかないので誰かや何かを
切り捨てて自分を守れている気がします。
が、問題は自分の中にあるとわかれば
対処のしようがあるので希望が湧いてきます。



自分の中に役に立たなくなったルールを見せてくれているだけ、と
見ることができると 
嫌いな人が自分に見せてくれる嫌いなところや
苦手な人が自分に見せてくれる苦手なところは 
自分にとって
どんな意味がありますか?