口出しをしたい、ほったらかしにする、という不安 | 目覚めるための心のlesson

目覚めるための心のlesson

あなたの頭の中で巻き起こっている不安も批判も
「自分は間違ってない」と主張している思考もすべてが
「本当のあなた」とは何の関係もないとしたら。。。。


 

モヤモヤする、イライラする、ソワソワするなどのように
表現されることの多い「不安」ですが、
全ての人が「【それが「不安」だ】と
わかっているわけではありません。


「不安」になるのは 様々な理由があります。


特に子育ての場面で 感じることが多くあるようです。


本当は不安な気持ちがあるのに そのことに気づかず
親子関係、人間関係がうまくいかなくなることもたくさんあります。


不安を解消するためには 不安の中身を調べるためにも
まずは「自分を知る」ことが重要になります。


人はわからない時、先が見通せない時には不安になるようにできています。


例えば 初めての街に出かけたときには 
情報がないために 誰でも不安になります。


不安を感じることなく よく知っている近所を歩くような調子で
どんどん進むと道に迷うかもしれません。


だから 不安になり 慎重になり 地図を見たり、道を尋ねたりして
情報を集め 注意深く進んで安全に進もうと努めます。


では誰かの行動に対して不安を感じるときによくやってしまう 
「口出しや手出しをしたくなるとき」には何が起こっているのでしょう。


放っておいたら失敗しそう・・・や このままなら間違えそう・・・など
相手の空間にあるものに干渉したくなることで
自分の心が不安になってることに気づかないことがあります。


誰かの失敗も間違いも その誰かの大切な体験です。


失敗を体験することで 
次は違う方法を【一人】で選ぶことができるようになります。


誰かは 失敗をするかもしれない という「自分の不安」があるために
その人の行動に対して 「口出しや手出しという干渉をすることで」
自分が安心するための行動になっています。


一方で「勝手にしなさい!」や「知らないからね!」などの
【放ったらかし】も 「不安」から起こります。


心配で見ていられないので 見ないようにする、ということは
感じている自分の不安も見なかったことになり
不安は ますます大きくなります。


誰かに対して「不安」を感じるときには 
私を不安にさせる相手に問題がある、と思いがちですが
誰かに原因があるのではなく「不安」は自分の中に あります。


「何が不安なのか」
「自分は相手にどうなって欲しいと思っているのか」調べましょう。


その上で
「私はあなたの~が心配です」と 相手に伝え
自分が安心できる情報を 提供してもらい 
その後は 安心して見守ってあげるといいでしょう。


自分が安心したいために せっかくの誰かの大切な成長の機会を
奪ってしまわないように。


もしも自分に こういった傾向を見つけたら まずは自分の不安に気づいて
自分の「心の平安」を維持することに専念しましょう。