自信を取り戻す 問いかけ | 目覚めるための心のlesson

目覚めるための心のlesson

あなたの頭の中で巻き起こっている不安も批判も
「自分は間違ってない」と主張している思考もすべてが
「本当のあなた」とは何の関係もないとしたら。。。。



穏やかで安らかに生きるための心の処方箋 ー意識の捉え方と実践法


今日は

「心」に影響を与える「内的表現」の一つ「内的対話」について触れていきます。



例えば 今 何か失敗したところを想像してみてください。




学校や仕事や家庭で 何か失敗をしてしまった時に

どんな口調で自分自身に話しかけて(心の中で)いるでしょう?







「勉強になった!」と 言ってますか?

それとも

「何やってるんだ、俺!」とか

「またやっちゃった~」という感じですか?




では、過去に 大きな失敗をしたときのことを思い出してみてください。

自分自身にどんな感じで話しかけていたでしょうか?

声の調子は どうでしたか?




批判的。

怒っている。

皮肉がこもっている。

諦めてるよう。




失敗をして ショックを受けているにもかかわらず

最も 打ちのめすように厳しい批判を浴びせているのが

自分自身であることがよくあります。




実は ほかの誰に言われるよりも  

私たち自身の「心の在り方」に影響を与えているのは

私たち自身が 自分の心の中で自分に向かってどのように話しかけているかということ。





ほとんどの人は 

ただ自分の頭の中の声(思考・比較や評価)を当たり前のように受け入れて

反論することなく 耳を傾け、納得してしまっています。





では そのような傾向が強くあったとしたら

どのように変えていくと良いのでしょうか。

ひとつのアイデアとして 次のようにやってみてはいかがでしょう。




小さな子供が 新しいことを学んでいるとします。

初めて取り組むのですから 失敗します。


そんな時 どのような言葉をかけてあげたら

この子どもは 自信を失わず、意欲的に、挑戦し続けることができるでしょう。




では、大きな失敗をして 自分を強く責めた時のことを思い出してみましょう。


今、目の前に その時の自分がいると想像します。

その時に 自分に向かって言った言葉を思い出してください。



次に

小さな子供を励ますように

・・・・☆「同じ意味で 励ますように言うとしたら どんな言い方をしたら

いいだろう」と 考えてみましょう。




そして、

目の前の 失敗した時の自分に向かって 励ますように又は

今後の参考になるアイデアなどあたたかな声で 伝えてみましょう。





行き詰まったり、苦しんでいる人の多くには

自分自身にマイナスの問いかけ、言葉掛けを繰り返す習慣が見られます。





・どうしていつもこんな目に合うんだろう。


・どうして元気になれないのだろう。


・どうして~を止められないんだろう。


・どうして、これができないのだろう。




例えば「どうして、~を止められないんだろう」について見ていきます。



ここには


・「止めるべき」ものがある。


・「自分は出来ない」 という「事実」「前提」が 存在します。




穏やかで安らかに生きるための心の処方箋 ー意識の捉え方と実践法





この問いかけから「脳」は出来ない 「原因・理由・言い訳」を 探し始めます。 

私たちの「脳」は情報の空白を嫌います。






そして、意識を向けたものに対する情報だけを集め 次から次へと 

もっともらしい、説得力のある記憶ばかりを探し出してきます。




そして 「原因らしいもの」を見つけると 探すのを止めてしまいます。

つまり 

この問いかけを続けるということで

「止めるべきものがあるが自分は出来ない」という事実が

潜在意識に 継続的に書き込まれていくことで永遠に 問題が解決することなく

どんどん自信を失っていくことになります。




潜在意識に届くのはメッセージに存在する「事実・前提」です。


その上 行動を起こすのは潜在意識のエリアの働きですので

ますます~を止められなくなります。


では自分自身に どんな言い方をしたら力が湧いてくるでしょう。





「これを 楽しくやるには、どうすればいいだろう?」

「これを 楽にやるには、どんな方法があるだろう?」



この問いかけの前提は 




「これはできる」

「その方法はたくさんあるようだ」

「楽に出来るかもしれない」

「楽しくできるかもしれない」


このような「仮定、前提」は 行き詰まった思考を柔らかくほぐしてくれるはずです。





・この問題を解決する方法をいくつ思いつくだろう。


・どうすれば一番簡単に~を止められるだろう。




「脳」は 機能的に 情報の空白を嫌います。

建設的な問いかけを続けることで

必ず有益な答えが見つかるまで 探し続けてくれるでしょう。




このように 自分に対する問いかけの質を変えることは

自分の物の見方や出来事への意味付 捉え方を大きく変化させるかもしれません。




穏やかで安らかに生きるための心の処方箋 ー意識の捉え方と実践法