こんばんは!!
久々にブログ書きます。
今日の札幌は寒いです。僕の嫌いな冬にだんだんと近づいています。
年によっては11月に雪降りますからたまったものではないですね。
冬と言えば私は「百人一首」を思い出します。
中学の頃まで毎年冬になると町内の百人一首大会に参加していました。
北海道の百人一首は「下の句」で「木の札」なのが特徴です。
昔は百人一首の歌の意味には全く興味がなく、ただ相手よりも早く札を取ることだけを考えていました。
たぶんほとんどの人がそうだったと思います。
数年前にたまたま百人一首をやる機会があって久々に札を見たのですが、読み方を忘れている札がありました。
すぐ思い出したのですが、昔のように素早く反応して札を取ることは出来ませんでした。
その時も歌の意味には興味が無かったのですが、つい最近日本史の参考書を読んで興味を持ちました。
遣唐使の阿倍仲麻呂さんの歌が載っていたのがきっかけです。
「天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも」
北海道の下の句では「三笠の山に出でし月かも」だけが読まれて、「三笠」が大きく書かれている札を探して取ります。
なので上の句は知りませんでした。
たまたま読んだ参考書に載っていて、その時に「へぇこれが上の句なんだ」と思い初めて上の句と下の句をセットで見ました。
それから「百人一首の他の歌はどういう意味なんだろう?誰が考えたんだろう」と興味を持つようになりました。
僕は日本史が好きで学生の頃には積極的に勉強しました。
しかし、当時は「歌」とか「文化」にはあまり興味がありませんでした。
この参考書を読んだことによって今まで興味がなかったものに興味を持てるようになりました。
年齢を重ねたからなのか。不思議なものです。