中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武 -49ページ目

中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武

完全マンツーマン指導。JR御茶ノ水駅前にある中学受験算数塾。

8月から指導し始めた生徒(指導開始時は偏差値50なかった)が、塾内模試だが偏差値65を記録した。


今年の6年生はみんな努力肌。もうひとりの生徒は一年半の指導で、合不合の偏差値63を超えた。この生徒は去年は、分数の通分でつまずいていた。


すごく努力してがんばっているんだ。


このままラストスパート。

もう休みなんて、全くいらない。


たった1問のミスで数百人の差がつくのが難関校の入試。

ふんばってほしい。





「本を読まないと国語の点数が上がらない」あるいは「本を読まなかったから国語の偏差値が悪い」などとよく言われるが、私は疑問を抱いている。もちろん本を読むことは積極的にすすめていいが、大量に本を読んだから国語の偏差値が安定するかというと実はそうでもないと思っている。かなり分厚い本を1日で読み切ったり、図書館の本を棚ごと読んだと話す生徒は沢山みたが、とくにずば抜けた国語力ではなかったと思う。逆に、私のことで恐縮だが、子どものころの読書量は相当に少なかったが、国語の成績はいつも良かった。読書量に比例して、国語の偏差値は上がらない。国語読解は正しいトレーニングによるフォームの習得が大切なのだと思う。

記述問題は自分の書いた答案と、模範解答を見比べる。(学校別対策講座を受け持つ優秀な講師だと、小学生が実際に書けるレベルの合格答案例を書いてくれるから、大いに役立つ。)

模範解答にあって、自分にはないポイントを加点方式にして分析する。文末、字数足らず、誤字はあらかじめマイナス点を決めておく。模範解答がもしも学校発表の場合、その解答も書写して確認する。

この分析作業が学習から抜け落ちているのに、自分勝手に自己採点して一喜一憂しても成績は一向に上がらない。模試を受けても生徒本人も自分が納得いかないのに減点され、採点された結果を見て「国語はセンスだ」と思い込む。理系のアタマの子ほどこのことで苦しむ傾向は強い。「国語の読解なんて結局その先生の解釈よって違うじゃないか」と去年の生徒は嘆いていた。そのとおり。かなり国語は恣意的。鋭い。

最近は算数と同時進行で、国語の添削もする。 勉強のしかたを間違えている子が多い。丸つけをしたあと、漢字と語句を見直して、肝心の読解の修正がない。これは勉強ではない。少なくとも「受験勉強」ではない。

今年の受験生は男子は1名と生徒がほぼ女子なので、例年になく女子校の問題をたくさん解いた。


やりおえての女子校の問題傾向を。


①どの学校でも「割合」ができないとダメ。すべての基礎と捉えるべき。


②式を書かせる学校は多い。記述に力をいれて、普段から式を書かないといけない。


③平面図形の問題はかなり限定されている(古典的な問題が多い)。図形が苦手でもパターン練習でなんとか乗り切れるだろう。


④空間図形の本格的な練習が必要なのは、桜蔭。豊島岡は錐体の有名問題に気をつける。


難し目の共学校を視野にいれつつ勉強すると、女子校は傾向分析をしっかりすれば勝率はかなり高いでしょう。



わたしの塾はボーダーギリギリの生徒さんが来ることが多い。本当に漢字1つで不合格になるような世界だ。中学受験は厳しい。


ただ、目の前で生徒が一生懸命解いていると、「この子だけは、どうしても受かって欲しい」と思う。


生徒は本当にかわいい。


私にとって、とても大切な存在。

作業していて、朝5時になった。


冬のためにどんどん対策プリントを作ろう。


次週からやっと5年のSAPIX生が平面図形に入る。


9月から線分比・面積比をやっていた四谷大塚に遅れること3ヶ月間。相似の概念を使いこなせる(要するに空間図形の切断面がわかる)までには時間がかかる。


四谷大塚の強引な前倒しカリキュラムが功を奏すれば、いまの5年の早稲アカ生は今年とは全く違った角度から過去問に入れる。


SAPIXの一人勝ちでオプションが存在しない状況も寂しいなと思うので、予習シリーズ生は頑張って欲しい。


いまの四谷大塚の「演習問題集」は、去年と比較にならないほどよくまとまっている。一般に発売されている問題集のなかでも問題のチョイスは最高だと思った。
中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」



この時期、難関校を受ける子が、新しい参考書、問題集に手をつけはじめることをが多い。


わたしは危険な傾向だと思う。あまり効果はないかもしれない。


いま私が受験生に対して、毎日やっているのは「やらないこと」を決めること。「教えないこと」を決めることだ。


これはその子の学力と第一志望過去問傾向から考えなければいけない。


伸ばす方法はいくらでも提示できるが、今この時期はその方向性と4教科トータルでの勉強の量を考えなければいけない。


あと70日。


受験を乗り越えた者なら誰でも知っている


あいまいな知識ほど、試験会場で危険なものはない。


少なくても理解の深い知識は武器になる。


だから、今こそ「今通っている塾」であたらえられた基礎を着実にやるべきだと思う。


そして、第三者のアドバイスによって、弱い単元・これから伸ばせる単元・あきらめる問題を冷静に考えていくのが一番だ。

この生徒はここまでの伸びだと決めてしまいます。


おそらく、その直感は統計的には正しいのでしょう。


ただ、「諦観」と「生徒の学力を冷静に見ること」は異なります。


わたしは、生徒のこれからの伸びを信じたいと思います。


現実的な対応策を考えますがが、あくまで前向きに教えたいです。


まだ小学生なのに、安易に可能性を閉ざす方向に導くのは誤りだと思う。


それは大人の傲慢でしょう。


だって、まだ小学生なんだから・・・。





某雑誌社から取材依頼。

なぜこんな小さな塾へ?