「どうしてこんなこともできないの?」(怒)
この暗い状況の中なので、どんどん発信しようと思います。
さて、学習塾自粛のなかで、一緒にいる時間が長くなり、お子様の勉強をみている保護者が多いと思います。
毎年、生徒は、「お母さん、めっちゃ怖い!」とよくこぼしているのですが・・・(笑)
一緒に勉強をみていると、学力が高い方ほど「計算が遅い!」「問題文をよく読んでいない!」「何度も同じ間違いをする!」「字が汚い!」・・・などなど、普通イライラしますよね?
でも、僕は一切、イライラしないんです。
「それは、先生の性格が優しいから・・・」
違います。僕はせっかちな性格なんです。
指導技術が上がるにつれて、「イライラしなくなった」が正しいかもしれません。
僕が10年前に実際に試していた方法です。
敢えて誤解を生む表現を使いますね。
焦りや怒りをおさえるコツは「目の前の生徒の学年を2つ下げる」です。
「小6だったら、小4を今教えているのだ」と瞬発的に自分に言い聞かせます。(怒るより数倍マシ)
あー、ちゃんと1/4=0.25を覚えているんだ。凄い!
ノートのとり方、バッチリじゃない!素晴らしい!
あー、きちんとシャーペンを使えてるんだ。いいじゃない!
ちゃんと、まっすぐに線がひけるじゃない、図形センスあるね!
どんどんほめ言葉がでてきます。
決して生徒を馬鹿にするわけではないです。
「こんなこともできないのか?」を言う時点で、その講師は指導者失格ですから。褒めるほうが、いいに決まっています。
大手進学塾を辞めて、家庭教師をし始めたときに、さまざまなご家庭に出会いました。
最初の依頼は17歳の男の子でした。
僕は24歳。教え子が「早慶・東大にどんどん受かっていったらいいなあ、優秀な生徒だけを教えたい。」と思っていました。
でも、その生徒は、茶髪のヤンキーでした。高校は「ダルイから中退した」と。
「原付きバイクの免許が欲しいけど、3回、受けても受からない。教えてほしい。」
「えっ!英語のレッスンじゃなくて?」
「単車の免許ないと、ピザ屋の配達のバイトができない。オレ、母親いないから。金が欲しい。」
「なるほど・・・。」
原付の免許なんて、問題集を1~2回読めば受かるテストです。
でも、目の前の原付バイクの過去問の「日本語」を読むことが、彼にとっては、最大の試練なのです。
アルファベットは、すべてかけません。
4-6=-2なんて到底無理でした。
原付の過去問をなんどもやりました。
でも受からない。
毎週通って、3か月以上かかってやっと受かりました。合計10回以上受けたと思います。
これが、私の初めての個別指導体験です。
中学受験算数はとても難しいです。
12歳が挑む試験としては、灘・開成などは世界最高レベルではないでしょうか?
しかし、この中学受験の世界のなかにいると、それができないことが異常であると「錯覚」されてしまうのです。
いま算数が苦手なら・・・
①段階を思いきり下げること
②苦手分野を克服しようなんて思わないこと
③1か月間の目標ではなくて、一日刻みの目標をたてること。(朝3つだけ箇条書きのメモをとるだけで十分)
④学習計画表は無意味と悟る(ほとんどの場合、計画は崩れて子どもを叱ることになる)
以上です。
また、明日も書きます。それでは。
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