毎年、塾のこと(主に鉄緑会)について聞かれるので、資料を書いています。
個人的には、「塾は別に行かなくてもいいから沢山、良書(特に文学)を読んでほしい・・・・。」
国語力は一切の基盤です。
じゃあ国語塾に…となるわけですが、正直なところ塾に行ったからといって、国語力は身にはつかないんですよね。
国語塾は怪しげな塾が乱立しているので、プロというか「単なる大人」が教えているだけ・・・という塾が多いです。
それだけなら、害はありませんが、四択肢のア、イ、ウ、エだけを読ませて(つまり本文は読まないで)肢の矛盾点から答えをだす教え方をする先生。「傍線部の周りをチェックして、文のフォーマットにいれれば完成する!」と断言する先生・・・。いろいろいらっしゃいます。
東大生(卒塾生)には、毎年入学したときに本を送っています。私が選ぶ哲学系のややハードな本も1週間後に実に的確な感想をメールでくれます。やはり、精読と語彙なんです。